北アフリカ研究センターでは、平成27年12月21日(月)に、読売新聞社の原田支局長の取材を受けました。青木センター長、人文社会系 岩崎助教がARENAの活動についてインタヴューを受けました。
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北アフリカ研究センターでは、平成27年12月21日(月)に、読売新聞社の原田支局長の取材を受けました。青木センター長、人文社会系 岩崎助教がARENAの活動についてインタヴューを受けました。
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カテゴリー: 02 お知らせ, 04 メディアでの紹介, 05 来訪者, 99 その他
27年度10月から、スタッフミーティングが第2、第4月曜日開催に変更となりました。
12月28日のスタッフミーティグは中止とし、次回のミーティングは年明け1月18日(月)16時~を予定しております。
良い新年をお迎えください。
Bonne année 2016 à vous et à votre famille !
北アフリカ研究センター /ビジネスサイエンス系 上山一助教のレポートが一般財団法人中東協力センターが毎月発行する広報誌「中東協力センターニュース」の「中東情報分析」に掲載されましたので、ご紹介します。
全文(10ページ)816KB のダウンロードはこちらをクリック。
一般財団法人中東協力センターのHP ■中東情報分析 上山助教「寄稿文」掲載ページはこちらをクリック
中東協力センターへの寄稿 はコメントを受け付けていません
カテゴリー: 02 お知らせ, 04 メディアでの紹介, 82 エジプト
平成27年11月18日(水)13:30から筑波大学にて防災訓練を実施しました。
日時 | 平成27年11月18日 水曜日 13時30分 ~ 14時50分(学生の皆さんは14:00頃解散) |
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参加者 | 学生・教職員 |
実施本部 | 総務部総務課 |
災害想定 | 災害発生時間:同日13時30分(茨城県沖を震源とした震度6弱の地震が発生) |
訓練内容 |
|
北アフリカ研究センターでは以下のとおり訓練を実施しました。
※ 開始の放送等はないので、各室適宜時間になったら開始すること
2015年11月11日から開催しているMENA Weekの最終日(11/18)の様子をご報告します。
午前中(10:30-12:30)は留学生と「What brings you to Japan」をテーマにチャットを楽しみました。
11/18(水)のスケジュール
10:30-12:30 留学生との懇談
13:00-18:00 中東・北アフリカ映画上映会
18:30-20:30 修了記念ハラールフードパーティ(要:事前予約、要:会費2500円)
※修了パーティの会場はスープファクトリーです。
申し込み先:menaweek(アットマーク)gmail.com
※(アットマーク)を@としてください。
2015年11月11日(水)から、MENA Week(中東・北アフリカ週間)が開催されております。18日(水)が最終日となっておりますので、興味のある方はお気軽に、スチューデント・コモンズにお立ち寄りください。18日の予定はこちら
■11/17(火)第7日目、は下記のスケジュールで開催されました。
10:00-12:30 中東・北アフリカ学生による母国照会
13:00-17:30 中東・北アフリカ映画上映会
18:30-20:00 アラビア語入門-右から名前を書いてみよう。
ASIP(地域研究イノベーション学位プログラム)では「アフリカ・アジア・南米 留学体験談ーモロッコ・中国・ペルー篇」を開催することとなりました。
アフリカ・アジア・南米 留学体験談ーモロッコ・中国・ペルー篇
【日時】12月4日(金)15:15〜16:30 入退室自由
【場所】スチューデント・コモンズ
【対象】どなたでも参加できます
【内容】交換留学を体験した3名の学類生が、留学準備、留学中の様子、留学成果について語ってくれます。
[モロッコ]アル=アハワイン大学 交換留学体験談
[中国]北京大学 交換留学体験談
[ペルー]カトリカ大学 交換留学体験談
ASIP(地域研究イノベーション学位プログラム)は、アフリカ・アジア・南米のエキスパートになることを目指す現地留学と修士課程進学を必須とした教育プログラムです。今回の体験談ではASIP対象15カ国の中から3カ国を取り上げ、留学準備、留学中の様子、留学の成果などについて、交換留学を経験した3名の学生に語って頂きます。詳細はASIPのHPをご覧ください。
【連絡先】
「地域研究イノベーション学位プログラム」事務局
TEL 029-853-2946/3845
Eメール asip-office(アットマーク)ml.cc.tsukuba.ac.jp
*(アットマーク)を@に変えてください。
2015年11月11日(水)から、MENA Week(中東・北アフリカ週間)が開催されております。
11月13日(金)のスケジュール。
(会場:スチューデント・コモンズ)
・10:00-11:30 MENAの音楽と世界
・11:40-13:10 実践イスラーム社会マナー入門講座
・13:45-16:00 チュニジア共和国 サミ・ブガンミ一等書記官による講演
・18:30-20:30 「ハラール?」「断食?」まだまだ知らないイスラームの食文化
●チュニジア共和国大使館 サミ ブガンミ一等書記官による講義が行われ、その後、チュニジア出身の留学生を交えた座談会が開かれました。大使館の方とこのような形でお話をする機会は、なかなか持つことが出来ません。とても貴重な時間となりました。
2015年11月11日(水)からMENA Week が開催されております。
11日には、スチューデント・コモンズにて、アラビア語と現地文化を知るための研修「フルサ・サイーダプログラム モロッココース」帰国報告会及びモロッコ大使館によるレクチャーが開催されました。
「フルサ・サイーダプログラム」帰国報告会とモロッコ大使館によるレクチャー はコメントを受け付けていません
カテゴリー: 01 イベント, 02 お知らせ, 08 フルサ・サイーダプログラム, 85 モロッコ
2015年11月11日(水)からMENA Week(中東・北アフリカ週間)が開催されております。
11日はスチューデント・コモンズにて
・ 中東・北アフリカ学生による母国の紹介
・ サウジアラビア王国大使館員によるレクチャー
・ アラビア語と現地文化を知るための研修(FSPMC)の帰国報告会/モロッコ大使館によるレクチャー
が行われました。
サウジアラビア王国大使館から4名の大使館員の方がいらっしゃいました。
文化部 Tariq Hakami 文化アタッシェ
文化部 Hakima Bathaoui 研究員
文化部 Mugahid Mahana, Eng. IT担当
文化部 太田泰山 Administrative Officer
MENA Weekは、11月14日(土)を除く、11/18(水)まで開催されておりますので、ご興味のある方はお立ち寄りください。
なお、11/15(日)は会場が異なりますので、詳細情報はこちらの記事をご覧ください。→MENA Week
■MENA Week(中東・北アフリカ週間)■
(第57回文部科学省「教育・文化週間」関連行事)
【期間】2015年11月11日(水)~11月18日(水)
【趣旨】みなさんは「中東・北アフリカ」(MENA:Middle East and North Africa)と聞いて何を思い浮かべますか?
テロ、内戦、難民など、危険なイメージばかりが先行するかもしれません。しかし、現地で暮らす人々は、日本で生きるわたしたちと同じように、家族や友人と語らい、いろいろなことに喜び、怒り、哀しみ、楽しみながら、日々、生活しています。
MENA Weekは、中東・北アフリカ圏出身学生、日本人学生、関係教職員の協働によるさまざまなイベントを通じ、インターネットやテレビ、本かからは見えてこない中東・北アフリカの姿を伝えていきます。
開催期間中は、運営学生が会場に常駐しているので、実際にコミュニケーションしながら理解を深めることができるのも魅力です。
【主催】筑波大学北アフリカ研究センター
【共催】グローバル・コモンズ機構/チュニスオフィス/西アジア文明研究センター/グローバルコミュニケーション教育センター(CEGLOC)地域研究イノベーション学位プログラム(ASIP)/比較文化学類
■11/11(水) 【会場】筑波大学スチューデント・コモンズ(アクセス)
13:00 オープニング
13:10-14:45 中東・北アフリカ学生による母国紹介―イエメン他
15:00-16:30 サウジアラビア大使館によるレクチャー
16:45-19:00
アラビア語と現地文化を知るための研修
「フルサ・サイーダプログラムモロッココース」
帰国報告会/モロッコ大使館によるレクチャー
【会場】筑波大学スープファクトリー(スチューデント・コモンズ横)
18:30-20:30 MENAWeek 修了記念ハラールフードパーティ
【会費2500円・要事前申込】
申込先アドレス:menaweek(アットマーク)gmail.com
※(アットマーク)を@に変えてください。
●筑波大学スチューデント・コモンズへのACCESS
お車でお越しの場合
学園東大通り(県道55号線)→「筑波大学中央入口」交差点入る→「本部棟南駐車場」利用
バスでお越しの場合
つくばエクスプレスつくば駅6番バス乗り場
・筑波大学循環左回り→「大学公園前」下車
・筑波大学循環右回りまたは大学中央→「第1エリア」下車
■お問い合せ先
筑波大学北アフリカ研究センター(arena(アットマーク)un.tsukuba.ac.jp)
※(アットマーク)を@に変えてください。
問い合わせの件名は「MENA Weekについての問い合わせ」とし、ご自身のお名前とメールアドレス
をメール本文末尾に必ず記載してください。
2015年度西アジア文明研究センター定例研究会(第12回)
イスラームに関する講演のお知らせ
日時:2015年11月11日(水) 17:00~18:30
場所:筑波大学総合研究棟 A棟 110号室 リンク先地図 J8
講演者:亀谷学(北海道大学)
演題:「カリフとイスラーム統治の千五百年〜アブー・バクルからバグダーディーまで〜」
※どなたでも参加できます。直接会場にお越しください。
※詳細は西アジア文明研究センターのHPをご覧ください。
2015年10月20日(火)、大学会館・特別会議室でグローバル・コモンズ機構主催の「2015 筑波大学 秋の海外留学フェア」が開催されました。
北アフリカ研究センターは、北アフリカ・地中海地域の協定校19大学のうち、今年度は下記5大学と「フルサ・サイーダプログラム~アラビア語と現地文化を知るための短期研修~」の紹介を重点的に行いました。
北アフリカ研究センターのブースでは、主に協定校の連絡調整責任者の教員が留学を希望する学生の疑問質問に答えました。また、今夏に「フルサ・サイーダプログラム~アラビア語現地文化を知るための短期研修」に参加した学生も説明員として参加してくれました。
10月8日(木)にJICA研修員10名(7カ国)がセンターの見学にいらっしゃいました。
この研修は、鳥取大学と国際協力機構中国国際センターの共催で毎年実施している課題別研修コース「乾燥地における持続的農業のための土地・水資源の適正管理」
の研修の一環で、北アフリカ研究センターでの受入は今年で6回目となりました。
当日は下記のとおり、センターの概要と研究紹介をおこないました。
【北アフリカ研究センターの紹介】
入江光輝 准教授
【バイオサイエンス分野の研究活動】
Villareal Myra 助教
【乾燥地環境分野の研究活動】
入江光輝 准教授
【留学・国際交流についての紹介】
森尾貴広 教授
●研修員の出身国
アフガニスタン、ブルキナファソ、イラク、ニジェール、
パレスチナ、スーダン、ナイジェリア
北アフリカ研究センターでは、シンポジウム「チュニジア-日本 文化・科学・技術学術会議(TJASSST 2015)」を開催いたします。
当初11月にチュニジアで開催を予定していたTJASSST2015ですが、安全面などの事情を踏まえ、2016年2月に日本で行う事となりました。参加者の皆様には大変ご迷惑をおかけいたします。
詳細につきましては、下記のウエブサイトをご覧頂き、お申込みのお手続きをとってくださるようお願い申し上げます。
○開催期日:平成28年2月23日(火)~24日(水)
○開催場所:大学会館国際会議室
○参加登録:参加希望者は、下記のウェブサイトにて登録を行ってください。
https://tjassst2015.wordpress.com/
・締め切り:平成27年11月10日(火)
第79回ARENA定期セミナーを下記の通り開催します。
日時:平成27年10月16日(金曜日)17:00~18:30
場所: 筑波大学 総合研究棟A107号室(筑波キャンパス中地区)
(地図)http://www.tsukuba.ac.jp/access/gmap/gmap.php?i=108010
講演者:高橋 悦堂 氏
(曹洞宗円通山普門寺 副住職)
講演題目:臨床宗教師~生死、地域のもつ宗教性と共に~
講演要旨:高齢多死社会を迎えつつある日本では、地域包括ケアが叫ばれています。地域の力を活かし個人に全人的なケアを提供するという考えのなか、その土地に根づく宗教者に何ができるのか。東日本大震災後、火葬場での犠牲者読経活動や被災地域での傾聴茶話会活動などで感じた宗教性や、宮城県仙台市および名取市において終末期がん患者等に在宅緩和ケアを提供する岡部医院で臨床宗教師として関わるなかで感じたコミュニティの在り方などを、臨床宗教師の高橋悦堂師にお話しいただきます。講演冒頭では、中東・北アフリカ地域研究や宗教学の立場から、比較対象としてイスラーム社会における宗教とコミュニティのかかわりについてお話しします。
2015年10月8日(木曜日)TunisiaからH.E. Dr. Chiheb BOUDEN, Minister of Higher Education and Scientific Research ご一行が北アフリカ研究センターを表敬訪問されました。今後の教育・学術交流のあり方や、来年度から本格的に研究が開始されるJST-JICA SATREPSの研究協力について、意見交換が行われました。BOUDEN大臣から弊センターにTunisia風景の写真集が寄贈されました。
ご一行は、チュニジア出身のセンター研究員及びチュニジアから本学に留学している学生と懇談をもたれました。
【大臣ご一行】
– H.E. Dr. Chiheb BOUDEN, Minister of Higher Education and Scientific Research
– Mr. Slim Choura, Director General of International Cooperation in the Tunisian Ministry of Higher Education and Scientific Research.
– Mr. Mohamed Elloumi, Charge d’Affaires
– Mr. Sami Boughanmi, 1st Secretary
チュニジア高等教育大臣一行が来訪されました はコメントを受け付けていません
カテゴリー: 99 その他
筑波大学では2015年9月28日(月)から30日(水)にかけて「つくばグローバルサイエンスウイーク(TGSW)」を開催いたしました。
北アフリカ研究センターからは
「Survival Strategy in Arid Land -Management of Water Resource and Agriculture-」
乾燥地における生存戦略 -水資源と農業経営-
と題したセッションをおこないました。多くの方にご参加いただき、盛会となりましたことを御礼申し上げます。
ポスターのダウンロードはこちら
地中海、サハラ砂漠、世界遺産都市の魅力にあふれる多文化の国、モロッコにある筑波大学協定校「アル=アハワイン・イフラン大学」に留学する学生を募集しております。
【対象】筑波大学の全学類・全研究科の学生
【募集人数】5名
【留学期間】2016年8月下旬から2017年5月末
【学内応募締切】
○第一回 2015年12月25日締切 12月30日頃合否通知
○第二回 2016年2月1日締切 2月5日頃合否通知
【問い合わせ】
ポスターに記載の事項を明記の上、下記アドレスにお問い合わせください。
担当教員:システム情報系 国際総合学類 准教授 松原 康介
matsub(アットマーク)sk.tsukuba.ac.jp
※(アットマーク)を@に置き換えてください。
平成27年8月19日、筑波大学高細精医療イノベーション棟の落成記念式典が開催されました。
1階吹き抜けのエントランスホールで執り行われた式典では、永田学長の挨拶の後、
岸本文部科学省科学技術・学術政策局次長を初めとするご来賓の方々の祝辞を賜りました。
金保コア長の挨拶に続き、COI筑波大学サテライト 礒田博子 サテライト長からの挨拶がありました。
本棟では、礒田教授を長として、センター・オブ・イノベーションプログラム(COI)『食と健康の達人拠点』筑波サテライトの研究が進められております。
礒田サテライト長の挨拶後、エントランスホールにてテープカットが行われました。続いて、島津製作所フェロー佐藤様による記念講演が行われました。
ご来賓の皆様、また、COI筑波大学サテライトの参画機関を始めとする関係者の皆様、遠路より暑い中お越しくださり、御礼を申し上げます。
落成式典の後、下記のスケジュールで、COIストリーム『食と健康の達人』サテライト筑波大学の拠点訪問を実施いたしました。
会場:高細精医療イノベーション棟
研究と施設の紹介後、たくさんの質疑応答が行われ、盛会となりましたことを感謝申し上げます。
北アフリカ研究センター/人文社会系の岩崎真紀助教から現地レポートが届きました。
フルサ・サイーダプログラムモロッココースを終えて
“Fursa Saida” Program has been finished with a full of joy of participants and coordinators
2015年8月11日 カナダ・モントリオールより
2015年7月5日に始まったフルサ・サイーダプログラム(FSP)モロッココースが8月4日、無事修了しました。6名の参加生たちは7月5日に20時間以上をかけてモロッコの首都ラバトの空港に到着しました。出迎えには、北アフリカ研究センター客員共同研究員兼チュニスオフィスアドバイザー教員のMoncef Harrabiチュニジア国立農業研究所(INAT)元所長がチュニジアから駆けつけ、車で3時間かかるイフレンまで同行してくださいました。
わたしがAUIを訪問したのは、それから20日間が過ぎ、FSP生が期末試験を受け、修了証を受け取った日でした。成田からイスタンブールを経由し、カサブランカ空港に到着するまではよかったのですが、ウムラ(イスラームにおけるマッカ小巡礼。巡礼者は自分の国の旅行代理店などに申込み、マッカへは団体で行くことが多い)帰りの人々でごった返していたうえ、多くの搭乗客の預け荷物が長時間出てきませんでした。
ロストラゲージの手続きをしようとした矢先に自分のスーツケースが出て来たときには、到着予定時間を2-3時間過ぎていました。
そこから3時間以上かけてイフレンに到着したときにはかなり疲れていましたが、晴れ晴れとした様子のFSP生と会ったときには、このプログラムを開催して本当によかったという充実感にかわりました。彼らの姿からは、この1か月がいかに実り多いものだったかが十分に伝わってきました。
研修先のアル=アハワイン大学(AUI)でのFSP生の生活の様子は、参加生の高倉駿さん(比較文化学類3年)や草山亮さん(国際学類1年)、嶋村安祐美さん(教育学類4年)からの現地レポートにもありますが、密度の高い授業やマラケシュなど遠隔地へのエクスカーションも含む、さまざまなアクティビティからなっており参加生はみな、とても楽しんだとのことです。課外活動でスポーツも堪能できたことは、岩佐直斗さん(社会学類3年)からのレポートからもよく分かります。
7月25日から8月3日まではタンジェでのホームスティとニューイングランド大学でのアラビア語研修でしたが、これは、AUIが筑波大生のために特別に設けてくださった追加プログラムでした。
FSP生がこの期間にも思い出深い経験ができたことは、岡元侑希さん(社会学類3年)や島倉遼さん(国際学類1年)からの現地レポートでもよく分かるかと思います。
面積が日本の約1.2倍あるモロッコには、イフレンやタンジェ以外にも、フェズ、マラケシュ、カサブランカ、アガディール、ワルザザートといったそれぞれに風合いの異なる都市がたくさんある一方、小さな村々も魅力的です。地中海や大西洋を望む海岸沿いの街、4000m級の山を望む街、遠く沙漠が広がる街、地形や風景の多様さは、他の多くの中東・北アフリカにはない特色です。
また、モロッコでは、伝統工芸の技術が大切に守られており、絵皿やアクセサリーなどのセンスは日本人のそれと重なるところも多いように思われます。AUIでFSP生たちを訪問したあと、わたしはイフレン、フェズ、ラバト、カサブランカ、アガディール、ティズニットをめぐりました。とくにアガディールとティズニットでは、北アフリカ研究センターが進めているアルガン(モロッコの南部にのみ自生する、オリーブに似た樹木。搾油は伝統的に女性たちが行なう。オイルは、大量の実からほんのわずかしか採れないこともあり、高価。食用、美容ともに用いられ、高血圧や紫外線予防に効くと言われる)にかかわる研究のパイロット調査として、カウンターパートであるハサンⅡ世農獣医大学の研究者の方々と協力して、アルガンオイル精製女性協同組合を訪問しました。イスラーム的伝統と調和しながら女性の社会参加を進めているいくつもの女性協同組合とそこで働く人々の姿は、「持続可能な開発」や「女性のエンパワーメント」といったスローガンだけになりがちな言葉を、本当の意味で模索していると感じました。モロッコの調査のあとは、自身の調査のためにカナダのモントリオールに滞在し、現地のコプト正教会移民共同体のフィールドワークを行なっています。
2015年8月11日現在、FSP生は全員無事日本に帰国し、イフレンよりもずっと暑い日本での生活に戻っております。
中東・北アフリカに関しては、メディアを通じて、衝突や社会不安等マイナスなイメージばかりが流布していますが、今回FSPに参加し、モロッコでの生活を体験した6名の筑波大生たちは、現地のリアリティを実際に肌で感じることができたと思います。この経験は彼らの中東・北アフリカ観を大きく変えるだけでなく、彼らが自分の経験を友人や家族や先生方に話していくことで、その人たちの理解も変えていくことになると思います。そして、それは、とても小さな草野の根の変化かもしれませんが、偏見のない異文化理解や、もっといえば、平和に通じる着実な一歩であると確信しています。
今回のプログラムでは、AUIの関係者の皆様、ホームスティ先の皆様、駐日モロッコ大使はじめ館員の皆様には本当にお世話になりました。この場を借りて、北アフリカ研究センター一同、心よりお礼申し上げます。
We really appreciate all the people in Morocco who supported Fursa Saida Program, especially, Prof. Mohamed Bounajma and professors of ARANAS, Ms. Amy Fishburn, Ms. Khadija Ben Mansour and Mr. Othmane Atif, AUI, Prof. Moncef Harrabi, ex-INAT Director, Tunisia, Ms. Fat hiya, Mr. Mustafa and all the members of the host family in Tangier, H.E. Dr. Samir Arrour and Dr. Abdel Kader Jamoussi, the Embassy of Morocco in Japan. Thank you so much for your great caring for our students to make their staying so fruitful. Their great experience will lead a right understanding of the culture and people in Morocco and MENA region and we are sure it will also lead a world peace even though this step is just a small one.
We also appreciate those who supported our fieldwork in Morocco, Prof. Majid Benabdullah and Mr. Ilyass Arrahmouni, IAV Hassan II, Mr. Amenmoud, ANDZOA, Ms. Fatima and Ms. Jamila, UCFA, Ms. Hannan, GIE. We look forward to further cooperation with you all and again,thank you so much for your kindness for ARENA and the University of Tsukuba.
Tuesday, August 11, 2015
Maki Iwasaki
Fursa Saida Program Morocco Course Coordinator,
Assistant Professor, ARENA
【2015 FSPMC 現地レポート】モロッココースを終えて はコメントを受け付けていません
カテゴリー: 03 活動, 06 現地レポート, 08 フルサ・サイーダプログラム, 85 モロッコ, 99 その他
フルサ・サイーダプログラム(モロッココース)参加生の教育学類4年・嶋村安祐美さんから、現地レポートが届きました。
2015年 8月 4日 イフレンより
フルサ・サイーダプログラムももう終わりを迎えてしまいます。アルアハワイン大学でのARANASプログラムもタンジェでのホームステイも終了し、いよいよ明日が帰国日です。今回は、わたしたちが参加したARANASプログラムについて書きたいと思います。
さて、ARANASとは(Arabic and North African Studies Program)の略称であり、アルアハワイン大学のアラビア語夏季研修という位置づけです。期間は5つ用意されていまして、わたしたち筑波大生は一番短い一か月を一週間遅刻する形での参加となりました。
レベルはBeginning 1, 2とIntermediate 1, 2とAdvance 1, 2の計6つにわかれていて、わたしはIntermediate 1のクラスに入りました。このクラスは学生の人数が少なく、イタリア人1名、アメリカ人2名、わたしの4人のクラスでした。先生は2人でしたので、大変充実した授業を受けることができました。
授業は朝8:30-13:30で、途中休憩が10:30-11:00にあって、お茶やお菓子を用意した部屋でのBreak Timeは他のクラスの学生や先生とのおしゃべりができ、とても楽しかったです。曜日によっては、途中からカリグラフィーや音楽等の授業がありました。また、筑波大生は一週間遅れた分の補講を受けることができ、はじめは全然ついていけなかった授業にも、最終的には授業がわかる状態にまでなれました。
また、ARANASプログラムにはモロッコ観光も含まれており、1週目の週末にはマラケシュへ行きました。私たちが参加していない時期には、タンジェやフェス等の都市の観光をしたようです。
Intermediate 1の期末試験は、ライティング(500語)、プレゼンテーション(10分以上)、ペーパーテストの3種がありました。特にライティングとプレゼンテーションはあまりやったことがなかったので、とても大変でした。終わった今となっては、達成感もありますし、何よりも自信がとってもつきました!
帰国をしても、今回の研修で培ったアラビア語の感覚を忘れないように頑張りたいと思います。
教育学類 嶋村安祐美
【FSPモロッココース現地レポート】ARANASプログラム はコメントを受け付けていません
カテゴリー: 06 現地レポート, 08 フルサ・サイーダプログラム, 85 モロッコ
フルサ・サイーダプログラム(モロッココース)参加生の社会学類1年・岡元 侑希さんから、現地レポートが届きました。
2015年8月2日 タンジェより
3週間のAUIでのアラビア語研修を終え、AUIのあるイフレンからホームステイ先のタンジェに小型バスで7時間かけて移動しました。(現地時間7/25)
ホームステイ先のタンジェはスペインまで14キロと地中海に非常に近い位置にあり、散策や海水浴でビーチをホストファミリーに案内してもらいました。タンジェは今回のFSPMCで訪れたイフレン、マラケシュにつづき3都市目でしたが、どの都市もそれぞれの特徴があり、非常に素晴らしい都市でした。なかでもタンジェは個人的にいい思い出が残る都市になりました。
ホームステイ5日目(現地時間:7/29)は私の誕生日と重なったこともあり、FSPMC参加生やホストファミリーが一緒になって祝ってくれました。サプライズや伝統衣装をプレゼントして貰えたりとさすがは海外の誕生日と思い知らされることもあり、非常に印象深い経験をさせていただきました。海外で誕生日を祝って貰えるという貴重な体験ができた私は本当に幸せだと感じました。
モロッコの滞在も残すところあと僅かとなりましたが、少しでも日本では経験できないことが多く経験できたらと思います。
社会学類 岡元 侑希
【FSPモロッココース現地レポート】ホームステイ先でのもてなし はコメントを受け付けていません
カテゴリー: 06 現地レポート, 08 フルサ・サイーダプログラム, 85 モロッコ
筑波大学では2015年9月28日(月)から30日(水)にかけて「つくばグローバルサイエンスウイーク(TGSW)」を開催いたします。
北アフリカ研究センターからは
「Survival Strategy in Arid Land -Management of Water Resource and Agriculture-」
乾燥地における生存戦略 -水資源と農業経営-
と題したセッションを予定しております。
【日時】9月28日 14:15~17:15
【会場】エポカル つくば 会議室402
※ポスターには「401」と記載されておりますが、「402」に変更になりました。
【パネリスト(予定)】
Jamila Tarhouni:Tunisia(Institut National Agronomique de Tunisie)
Mohamed Kefi:Tunisia(Centre de Recherches et des Technologies des Eaux Technopole de Borj-Cedria)
Cherif Ould Ahmed:Mauritania(Institut Superieur d’Enseignement Technologiques de Rosso)
Erina Iwasaki:Japan(Sophia University)
※一部スペリングからアクサン・テギュが脱落しております。
【コーディネーター】
北アフリカ研究センター:入江光輝 准教授
北アフリカ研究センター:柏木健一 准教授
【セッション番号】 29
【事前登録のお願い】
事前準備ならびに期間中の会場運営をスムーズに行うため、事前登録のご協力をお願いしております。登録料・参加費は無料です。
事前登録及び、TGSWはこちらのサイトからお願いします。
【TGSWの問い合わせ】
下記のメールアドレスへ、筑波大学国際部宛に送信してくださいますようお願いします。
TGSWsecretariatアットマークun.tsukuba.ac.jp
※アットマークを@としてください。
フルサ・サイーダプログラム(モロッココース)参加生の国際総合学類1年・島倉遼さんから、現地レポートが届きました。
2015年8月2日 タンジェより
7月25日(土曜日)からモロッコ北部のタンジェという都市にてホームステイをさせていただいています。ホストファミリーの家族は母親と双子の子どもの3人ですが、その親戚の方もたくさんいらっしゃって、FSPMC生も含めると最大で15、6人程になることもあるなど、とても賑やかな雰囲気です。
ホームステイ期間中はタンジェ市内のニューイングランド大学での授業に加え、休日にはホストファミリーの方と旧市街や博物館に行くなど様々な活動を行っています。また、このホームステイはイスラム教徒(ムスリム)の方々の考え方や価値観を理解するための格好の場所です。1日5回の礼拝や礼拝の時間を告げるアザーンという放送、スカーフを巻いた女性の方など、異文化を感じる毎日です。特にスカーフに関してはムスリムであっても着けていない女性の方もたくさんいらっしゃり、イスラム=女性に対して抑圧的な宗教、というイメージが正しくないことを実感します。(イスラム教の聖典『クルアーン』にはスカーフを着けよといった明文の規定は存在せず、着けるかどうかはあくまで個人の自由に委ねられます。また、それに対する罰則規定等もありません。)(参考文献:内藤正典『イスラム戦争 中東崩壊と欧米の敗北』)
このホームステイを通じてモロッコの人たちの温かさや優しさに触れる機会がたくさんあり、自分がどんどんモロッコという国を好きになっていくのを感じます。
滞在期間も残り僅かとなってしまいましたが、残りの時間の中でもたくさんの事を学んでいきたいと思います。
国際総合学類 島倉遼
【FSPモロッココース現地レポート】タンジェでのホームステイ はコメントを受け付けていません
カテゴリー: 02 お知らせ, 06 現地レポート, 08 フルサ・サイーダプログラム, 85 モロッコ
フルサ・サイーダプログラム(モロッココース)参加生の社会国際学群社会学類3年・岩佐直斗さんから、現地レポートが届きました。
2015年8月1日 タンジェより
AUIでの生活のほとんどがラマダーン期間で、日本とは異なる時間間隔に戸惑うことが多々ありました。例をあげると、ショップがあいている時間や、カフェがあいている時間です。日中は開いておらず夜遅くなると開くといったものです。
そんな慣れない環境の中、私たち筑波大生はクラスの子とお互いに協力しあいプレゼンテーション、3回のテストを乗り切り修了証明書をいただくことができました。
私は、私自身筑波大学でスポーツをする身としてラマダーン期間中のスポーツの取り組方に興味をもちました。ラマダーン中といえどもテニスをしている人はいました。そこで、声をかけ友達になり、次の機会にテニスをする約束をして連絡を待っていると、誘われる時間はいつも深夜でした。なぜだろうと初めは疑問に思いましたが、モロッコで生活しているうちに時間感覚が日本とはかなり異なることがわかりました。
深夜には授業の関係上テニスができないので夕方にテニスをしたのですが、相手のモロッコ人はこまめに休憩を要求したり、かなり疲れたそぶりを見せたりしていました。
もっとも驚いたことは、水を買って口には含むが全て吐き出していたことです、イスラムの規律はスポーツをする上でも守らなくてはならないものなのだと実感しました。しかし、オリンピックやワールドカップとなると話は別のようです。ロンドン五輪の例では大会中にラマダンが重なり、断食を行う選手がいる一方で、サッカードイツ代表のエジル選手やスイス代表の選手は断食はしないと明言しています。エジプトのイスラム最高権威であるアリ・ゴマー師は「ロンドン五輪に参加している選手は旅行中にあたり、日中も飲食が許される」というファトワ(宗教見解)をだしていますが、最終的には選手自身の判断にゆだねられるという。
私の個人的な意見としてはイスラム教は世界三大宗教といわれるほど、信仰者の数も多く、影響力のかなり大きな宗教であるので、ラマダーンの時期を考慮した日程に大会自体をずらしたほうが良いとかんがえます。なぜなら宗教の教えを厳格に守っているイスラム教の選手に断食という宗教の教えを守るか、国の誇りを背負って戦う4年に1度の大会を万全の状態で望むかの選択をせまるのはあまりにも酷なことだと考えるからです。現地でのスポーツを通じて世界の取り組みにも目を向けることができました。自ら実感できた経験をいかしこれからもこのような問題の推移に注目していきたいです。
社会学類 岩佐直斗
2015年8月1日(土曜日)、在モロッコ日本国大使館から 黒川恒男 駐モロッコ日本国特命全権大使が北アフリカ研究センターを表敬訪問されました。
写真は、左から北アフリカ研究センター・副センター長:中嶋教授、黒川大使、モロッコから本学への特別研究学生:MAKBAL, RACHIDAさん、北アフリカ研究センター・センター長:礒田教授
フルサ・サイーダプログラム(モロッココース)参加生の比較文化学類3年・高倉駿さんから、現地レポートが届きました。
2015年 7月 31日 タンジェより
ラマダンの最終日の昼間とラマダン明けの夜にイフレンの町を散策しました。それまでは授業が忙しく、また最初の金土日(現地時間7/10~12)にマラケシュへの旅行があったため、町に出るのはこれが初めてでした。
イフレンは山の中の小さな街で、私が訪れたのが大学周辺にあるマーケットや広場ということもあり、比較的静かで安全という印象です。ラマダン中の昼間の街の様子は、礼拝の時間だったということもあり、多くの店が閉まっており、営業している飲食店は一軒もなく、ラマダンの雰囲気を感じました。ちょうど礼拝の時間だったこともありマーケットも閑散としていました。しかし、通りや街中にはどこかに出かける人々や、礼拝に向かう白衣の人々がおり、大学内とは違った雰囲気があります。
ムスリムが多く住んでいる地域へ行くのは今回が初めてだったため、ラマダンが実際に行われている様子を見るのも初めてでした。ラマダン期間中は、大学内でもカフェのや食堂、ショップの営業時間がマラケシュの私のルームメイトは部屋でよく礼拝を行っており、程度の差はあれど、実践を重んじる在り方が感じられました。
ラマダン後の平日にイフレンに行った際は、夕方の食事時ということもあり、街には人も多く活気がありました。この時点ではなんとなくラマダンの雰囲気が残っているような気もします。
異国の地で、なおかつラマダンという特殊な状況の中での2週間近くの生活は、生活時間の違いや日中の店舗の開店時間の変動など、合わせることが難しいこともありましたが、彼らの生活の在り方を身近に感じることができよい経験となりました。残り僅かの滞在ですが、さらに色々なことを学びたいと思います。
比較文化学類 高倉駿
【FSPモロッココース現地レポート】イフレンの町の様子 はコメントを受け付けていません
カテゴリー: 02 お知らせ, 06 現地レポート, 08 フルサ・サイーダプログラム, 85 モロッコ
フルサ・サイーダプログラム(モロッココース)参加生の国際総合学類1年・草山亮さんから、現地レポートが届きました。
2015年7月11日 マラケシュより
AUIに到着してから最初の1週間が過ぎるころ、私たちARANASプログラムの生徒たちはマラケシュに訪れることになりました。まだモロッコでの生活になれていない私にとって、マラケシュへの旅行は不安に思っていました。スリやひったくりに遭う可能性があると注意されていたからです。
しかし、マラケシュはその不安を上回るくらいエネルギッシュな街でした。特に私がそう感じたのはジャーマルフナです。ジャーマルフナとは、大きな市場のようなもので、食事からカバンなど、様々な商品が並んでいました。また、そこの人々はとても活気にあふれていて、ラマダーン時期とは思えないほど、元気でした。日本人は現地では珍しいのか、見かけると片言の日本語でコンニチハや、アラビア語でأنت ياباني؟とよく声をかけられました。日本では絶対味わえない雰囲気はとても刺激的でした。
同じ日の夜に再びジャーマルフナに行く機会がありました。お昼と全く雰囲気が異なって、同じ場所とは思えませんでした。それもそのはずで、お昼のときと比べて人がすごく多かったのです。お昼よりもさらに活気が満ちていました。昼間開いていなかった食べ物を販売している屋台が開いていたり、より多くの大道芸人がパフォーマンスをしたりしていました。
ジャーマルフナで会う人々から積極的に自分をアピールする姿勢を感じました。そうした姿勢を身近に感じ、実際に交流した経験を忘れないようにして、フルササイーダプログラムを修了したいと思います。
国際総合学類 草山亮
【FSPモロッココース現地レポート】マラケシュのジャーマルフナ はコメントを受け付けていません
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第78回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。
日時:平成27年7月23日(木曜日)17:30~19:00
場所: 筑波大学 総合研究棟A205号室(筑波キャンパス中地区)
(地図)http://www.tsukuba.ac.jp/access/gmap/gmap.php?i=108010
講演者:谷口 智之 氏
(筑波大学 生命環境系 助教)
講演題目:エジプト農業に対する科学技術協力~SATREPSプロジェクトを通しての教訓~
セミナーの様子
筑波大学では市民の皆様を対象に公開講座を行っております。北アフリカ研究センターでは、7月8日(水)と7月15日(水)の2回に渡り「水が足りない~北アフリカから未来の日本へのメッセージ~」と題する公開講座を開催いたしました。
【7/8(水)1回目の講座】
講師:筑波大学生命環境系 助教 河内敦
1回目の講座では、「北アフリカの気候変動と地下水資源」というタイトルで講義を行いました。
● 講義は3部から構成されています。
初めに「北アフリカの水資源と気候変動」についての解説がありました。この部のまとめとして、北アフリカ地域の特徴は、「水がすくない」のではなく「水が足りない」、そして今後「さらに、水が足りない」状況に陥るだろう ということでした。
次に「チュニジアの地理:農業と水資源」についての解説がありました。この部のまとめとしては、チュニジアの主要産業である観光業・農業のために水資源が不可欠であること、また水資源が量的質的に不足していること、そして量的質的に農業用水を確保するには多方面の技術の導入を連携させる必要があるということでした。
最後に「統合的な水資源管理」について、解説がありました。
講義後は、受講者から活発な質問があり、関心の高さが伺われました。
【7/15(水)2回目の講座】
講師:筑波大学生命環境系 准教授 入江光輝
特別ゲスト講師:富山高等専門学校 准教授 間中敦
2回目の講座では、北アフリカ研究センターの環境・エネルギー部門が行っている「最新の研究の紹介」及び「水資源のサステイナビリティとレジリエンスの考え方」を主題に座学と実習を行いました。
座学では、チュニジアの貯水池の底泥のニオイをかいでみたり、それを加工したレンガなどの実物を回覧しました。また少人数グループでのフッ素の反応実験や水質分析も行われました。
2回の講義・実習を通して北アフリカ研究センターの研究活動の一部を一般の方へ公開することができました。
グローバル・コモンズ主催の「2015春の海外留学フェア」が5月20日(水)から7月8日(水)の日程で、開催されております。
北アフリカ研究センターは、北アフリカ・地中海地域の協定校及びサマースクール関する情報を提供しました。
【出展日】
6月9日(火)
【紹介校(協定校)】
アル=アハワイン・イフラン大学(モロッコ)
モンペリエ大学(フランス)
担当:松原康介 准教授(システム情報系・北アフリカ研究センター)
モンペリエ大学(フランス)での1年間の留学を終えたばかりの、国際総合学類 飯島さんによる留学体験のお話もありました。↓
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【出展日】6月11日(木)
【照会校、短期研修コース】
アル=アハワイン大学アラビア語サマーコース(モロッコ)
エルマナール大学附属ブルギバスクール(チュニジア)
○岩崎真紀助教(人文社会系・北アフリカ研究センター)による情報提供の様子
2015年度アル=アハワイン大学アラビア語サマーコース(フルサ・サイーダプログラム:FSPMC)について、 今年度の参加者からの現地リポートを、北アフリカ研究センターのHPに掲載する予定です。どうぞお楽しみに。
当初の開催時期がBモジュール試験期間と重なり、費用も高額であったため、アル=アハワイン大学と交渉を重ねた結果、開催時期と費用について大変喜ばしい変更がありました。当初6月下旬開始だったものが、7月5日開始、25日授業終了、同日より8月5日まで古都フェズでのホームスティまで実施していただけることになりました。
この変更の結果、応募者が増え、2015年度は6名の学生を派遣することになりました。北アフリカ研究センター一同、彼らの意欲を大変誇りに思います。
○派遣生
教育学類4年 嶋村安祐美さん
(昨年度フルサ・サイーダプログラムにてチュニジアに渡航した「リピーター」)
比較文化学類3年 高倉駿さん
社会学類3年 岩佐直斗さん
社会学類3年 岡元侑希さん
国際総合学類1年 草山亮さん
国際総合学類1年 島倉遼さん
○新スケジュール_2015年度
7月 4日(土)日本発
7月 5日(日)ラバト着・AUIへ移動、オリエンテーション
7月 6日(月)~ 7月24日 授業、諸活動
*さまざまな国から集まる学生たちとレベルに応じたアラビア語、現地文化に
関する授業を受けます。1週間遅れて到着した分、通常のクラスに追いつける
よう、特別に夜間レッスンもあります。
7月25日(土)退寮
7月25日(土)~8月 5日(水)フェズのホームスティ先へ移動
*筑波大生6名のために、特別にホームスティプログラムを実施。日本で言え
ば、京都にあたる美しい古都フェズのモロッコ人家庭に滞在し、現地の人々
や文化について知り、机で学んだアラビア語を現場で実践します。
8月 5日(水)ラバト発
8月 6日(木)以降 日本着
○総費用
約25~33万円(当初予定最高50万円の約半額)
内訳
・AUIへ支払うプログラム費(含授業料、食費、滞在費、
授業に関わるすべての費用)約19.5万円
・航空券約20万円 ・保険1-1.5万円 ・OSSMA約3500円
・その他雑費3-4万円
(ここから奨学金12~20万円を引いたものが総費用)
○単位
CEGLOC(旧外国語センター)開設「海外語学研修アラビア語」3単位
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2016年度も、みなさんの応募をお待ちしています!
【フルサ・サイーダプログラム モロッココースの開催時期と費用に変更があります】 はコメントを受け付けていません
カテゴリー: 02 お知らせ, 03 活動, 08 フルサ・サイーダプログラム, 85 モロッコ
グローバル・コモンズ機構主催による「2015筑波大学春の海外留学フェア」が5月20日から7月8日の期間にわたり開催されております。
下記のスケジュールで、北アフリカ研究センターが出展いたします。北アフリカ・地中海地域の協定校や短期研修プログラムに関する留学情報の提供を行いますので、興味のある方はぜひご参加ください。
●出展スケジュール
【開催場所】
スチューデント・コモンズ(1A棟2階 スープファクトリー隣)
(1)【日時】
平成27年6月9日(火) 11:55~12:05 ※終了いたしました。
【紹介校】
アル・アハワイン大学(モロッコ)
モンペリエ大学(フランス)
【紹介者】
松原康介 准教授 (システム情報系、北アフリカ研究センター)
(2)【日時】
平成27年6月11日(木) 11:35~11:45
【紹介校】
アル・アハワイン大学アラビア語サマーコース(モロッコ)
エルマナール大学附属ブルギバスクール(チュニジア)
【紹介者】
岩崎真紀 助教 (人文社会系、北アフリカ研究センター)
【海外留学フェアに関する問い合わせ先】
グローバル・コモンズ機構
キャンパス・グローバル化部門
campus-kokusaika(アットマーク)un.tsukuba.ac.jp
【夏期アラビア語研修(フルサ・サイーダプログラム)に関する問い合わせ先】
岩崎真紀 助教 北アフリカ研究センター
arena(アットマーク)un.tsukuba.ac.jp
※(アットマーク)を@に置き換えてください。
SATREPS 地球規模課題対応国際科学技術協力 書籍の紹介です。
平成20年度から始まったSATREPS事業の初期採択課題について記載された書籍です。北アフリカ研究センター採択課題「乾燥地生物資源の機能解析と有効利用」(平成22年10月~平成27年5月)のプロジェクト概要が249ページに記載されております。
SATREPS 地球規模課題対応国際科学技術協力 書籍のお知らせ はコメントを受け付けていません
カテゴリー: 02 お知らせ, 04 メディアでの紹介, 81 チュニジア, 99 その他
地球規模課題対応国際科学技術協力事業(SATREPS)2013-2014 パンフレットに記載されているチュニジア国「乾燥地生物資源の機能解析と有効利用」についてご紹介します。 はコメントを受け付けていません
カテゴリー: 02 お知らせ, 04 メディアでの紹介, 07 研究成果紹介, 81 チュニジア, 99 その他
第77回ARENA定期セミナーを下記の通り開催いたしました。
日時:平成27年5月14日(木曜日)17:30~19:00
場所: 筑波大学 北アフリカ研究センター会議室(共同研究棟A301)
講演者:Dr. Rugani NATHALIE
(Assistant Professor, Faculty of Sciences, University of Montpellier)
講演題目:Effect of Polyphenol Extracts, Nanoparticles and Spirulina-enriched Silicon on Oxidative Stress in Vivo and in Vitro
セミナーの様子
ASIP(地域研究イノベーション学位プログラム)から、チュニジアとモロッコにかかわるセミナー開催のお知らせがありました。中東・北アフリカ、商社のお仕事、青年海外協力隊のお仕事、海外で働くこと、開発、援助等に興味がある人は、ぜひご参加ください。
-三菱商事株式会社チュニス駐在事務所長 加藤泰樹氏
「チュニジア イスラム革命は成功したのか」
-青年海外協力隊モロッコOG(青少年活動) 藤澤礼香氏
「モロッコ隊員のリアルなお話―“変化” 応募から未来まで―」
-質疑応答
●ポスターはこちらからダウンロードすることができます。
主催:筑波大学地域研究イノベーション学位プログラム(ASIP)事務局
http://asip.hass.tsukuba.ac.jp/
協力:筑波大学北アフリカ研究センター/ 筑波大学チュニスオフィス/ 筑波大学 ロシア語圏諸国を対象とした産業界で活躍できるマルチリンガル人材育成プログラム(Ge-NIS)
第76回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。
日時:平成27年4月16日(木曜日)17:30~19:00
場所: 筑波大学 総合研究棟A205号室(筑波キャンパス中地区)
講演者:塚本 修 氏
(一般財団法人 石炭エネルギーセンター 理事長/東京理科大学 特任教授)
講演題目:地域創生と産学官連携-筑波大学への期待-
2015年4月3日、礒田センター長が在日チュニジア大使館を訪問し、今年度から始まるJICA BOP連携促進事業ほかセンターの事業についてクリフ大使と会談しました。
2014年11月に行われましたJSPS二国間交流事業「チュニジア-日本 シンポジウム :持続的社会構築のためのエネルギー・材料研究開発」の成果が、IOP Publishingから発刊されました。
書名: Journal of Physics: Conference Series(vol.596) Tunisia-Japan Symposium: R&D of Energy and Material Sciences for Sustainable Society 28–30 November 2014, Gammarth, Tunisia
チュニジア側、日本側執筆者による、計20報の論文が掲載されております。下記、Webサイトより閲覧・ダウンロードできます。
【フルサ・サイーダプログラム モロッココースの開催時期と費用に変更があります】2015.6.10
当初の開催時期がBモジュール試験期間と重なり、費用も高額であったため、アル=アハワイン大学と交渉を重ねた結果、開催時期と費用について大変喜ばしい変更がありました。当初6月下旬開始だったものが、7月5日開始、25日授業終了、同日より8月5日まで古都フェズでのホームスティまで実施していただけることになりました。
この変更の結果、応募者が増え、2015年度は6名の学生を派遣することになりました。北アフリカ研究センター一同、彼らの意欲を大変誇りに思います。
○派遣生
教育学類4年 嶋村安祐美さん
(昨年度フルサ・サイーダプログラムにてチュニジアに渡航した「リピーター」)
比較文化学類3年 高倉駿さん
社会学類3年 岩佐直斗さん
社会学類3年 岡元侑希さん
国際総合学類1年 草山亮さん
国際総合学類1年 島倉遼さん
○新スケジュール
7月 4日(土)日本発
7月 5日(日)ラバト着・AUIへ移動、オリエンテーション
7月 6日(月)~ 7月24日 授業、諸活動
*さまざまな国から集まる学生たちとレベルに応じたアラビア語、現地文化に
関する授業を受けます。1週間遅れて到着した分、通常のクラスに追いつける
よう、特別に夜間レッスンもあります。
7月25日(土)退寮
7月25日(土)~8月 5日(水)フェズのホームスティ先へ移動
*筑波大生6名のために、特別にホームスティプログラムを実施。日本で言え
ば、京都にあたる美しい古都フェズのモロッコ人家庭に滞在し、現地の人々
や文化について知り、机で学んだアラビア語を現場で実践します。
8月 5日(水)ラバト発
8月 6日(木)以降 日本着
○総費用
約25~33万円(当初予定最高50万円の約半額)
内訳
・AUIへ支払うプログラム費(含授業料、食費、滞在費、
授業に関わるすべての費用)約19.5万円
・航空券約20万円 ・保険1-1.5万円 ・OSSMA約3500円
・その他雑費3-4万円
(ここから奨学金12~20万円を引いたものが総費用)
○単位
CEGLOC(旧外国語センター)開設「海外語学研修アラビア語」3単位
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2016年度も、みなさんの応募をお待ちしています!
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参考【2015年度 当初の募集(計画)】
今年度もFSP(フルサ・サイーダプログラム)では、参加生を募集します。
詳細は本記事、末尾の募集要項をご覧ください。
↓ ポスターはこちらからダウンロードすることができます。
★対象 本学の正規課程に所属する学類生・大学院生。
アラビア語の能力は問わない
★定員 5~6名程度
*参考:2014年度は14名が参加。8名がチュニジアへ、6名がヨルダンへ。
★事前説明会(授業化が正式に決まったら、原則として履修登録すること)
第1回 4/14(火)4限@1B408教室
第2回 4/14(火)5限@1B408教室
第3回 4/16(木)4限@3B405教室
★プログラム詳細(一部調整中)
① 派遣期間:6/27~7/28
(授業は6/29~7/24の4週間)頃、現在調整中
原則として現地集合、現地解散
モデルスケジュール
6月26日 日本発
~7月27日 現地滞在
7月28日頃 帰国
※現在調整中
② 派遣先:モロッコ王国アル=アハワイン大学
Al-Akhawayn University in Ifrane (AUI)
http://www.aui.ma/en/arabic.html
③ 1日あたりの授業時間数(予定)
アラビア語3-4時間(1クラス数名の少人数制)
文化・社会関係1-2時間
希望者には課外活動(近郊への小旅行等・要別途費用)もあり
④ 総費用(概算):約50万円*
*JASSO奨学金支給時の金額。
研修費はAUIへ支払、航空券、保険、OSSMAは各自で取得。
【内訳】
研修費:3,350US$(=約40万円)
(授業料,寮費,教科書代,3食,授業にかかわる旅費,学内施設使用料)
航空券:13~20万円前後
海外保険:1-1.5万円
OSSMA: 3,210円
※成績が基準値以上の学生6名に対しては奨学金12万円支給。
⑤ 応募締切:4/20日(月) 北アフリカ研究センター事務室に下記書類を提出
○研修届
○海外研修・留学誓約書
○成績証明書
4/27(月) AUIへの登録、関係書類の提出
事前に研修費をアル=アハワイン大学に送金のこと(調整中)
⑥ 履修関係情報:科目名「アラビア語海外夏期研修」(番号)申請期限 調整中
★昨年フルサ・サイーダプログラムに参加した学生の声
「実際にムスリムの方の考えを知って、新たな視点を持てるようになりました」「北アフリカで一か月生活した経験から、どんな場所でも生活できる自信がつき、色々なことに積極的にチャレンジできるようになりました」
フルサ・サイーダ プログラム モロッココース(FSPMC)2015募集要項 はコメントを受け付けていません
カテゴリー: 01 イベント, 02 お知らせ, 08 フルサ・サイーダプログラム, 85 モロッコ
2015年3月30日~4月1日、筑波大学東京キャンパス文京校舎において、「春の進学説明会・模擬講義」が開催されました。3月31日(火)11時から12時まで、北アフリカ研究センターも参加しました。
2015年3月2日から3日にかけて、「第二回モロッコ-日本シンポジウム:先進的バイオ・環境・エネルギーに基づく革新的社会の構築」をモロッコ王国ラバトで開催しました。
このシンポジウムはハッサン二世農獣医大学と筑波大学北アフリカ研究センターの主催によるもので、日本側から14名、モロッコ側から76名で計90名が参加しました。
シンポジウムはハッサン二世農獣医大学学長のSaid OUATTAR学長に始まり、Mohammed SADIKI農業水産省長官、黒川恒男在モロッコ日本大使、庄司光一JICAモロッコ事務所長、礒田博子筑波大学北アフリカ研究センター長の開会の挨拶で幕を開けました。
次いで基調講演として、ハッサン二世農獣医大学のBouchta SAIDI教授からは食の安全性に関する多角的な講演が行われ、礒田博子センター長からはSATREPSプロジェクト成果報告と、モロッコとの今後のプロジェクトについての展望が述べられました。
口頭・ポスター発表では、バイオサイエンス、バイオ-食、環境科学、エネルギー材料科学の4つのセッションが設けられ、農学や食品加工、人文社会科学も含めた幅広い分野から、研究成果や社会実装に向けた報告が行われ、異分野間故の活発な議論が行われました。閉会式では、両国実行委員長であるハッサン二世農獣医大学Mohamed ZAHAR教授と筑波大学北アフリカ研究センター中嶋光敏教授より閉会の辞が述べられ、今後のイノベーション創出に向けた分野融合型共同研究の展開が期待されるなか、幕を閉じました。
翌日からのスタディーツアーでは、メクネス近郊のワイン工場Les Cellier de Meknes、オリーブオイル工場La Maassera、テーブルオリーブ加工場Conseves Noraにて、モロッコでの食品加工、食の安全管理について視察を行いました。また、イフレンにあるアル・アハワイン大学を訪問し、現在筑波大学から留学中の3名の学生と交流・学内視察した後、Mohammed DAHBI副学長、Amy FISHBURN国際担当局長を表敬しました。
※鈴木義和准教授(北アフリカ研究センター副センター長・数理物質系)がご自身の研究室のウェブサイトに参加レポートを掲載されています。
第75回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。
日時:平成27年1月29日(木曜日) 17:30~19:00
場所: ARENA会議室(共同利用棟101)
講演者:Dr. James B. COLE
(Associate Professor, Faculty of Engineering, Information and Systems, University of Tsukuba)
講演題目:Introduction to Mathematical Modeling and Numerical Simulation: Applications to Science and Society, and Collaboration with Tunisia
本センター(ARENA)は、地中海からサハラ砂漠にいたるエジプト、リビア、チュニジア、アルジェリア、モロッコ及びモーリタニアの国々を対象として、北アフリカ地域がもつユニークで多様な可能性及び我が国の進んだ科学技術とを有機的に連携させ、文理融合型の総合研究を推進することを目的として、平成16年に設立され、昨年、設立10周年を迎えました。これを機に、これまでのARENAでの研究成果と今後の展望を広く学内外、国内外に発信するため、10周年記念事業の一環として、Nova Science Publisher社から論文集「Sustainable North African Society: Exploring Seeds and Resources for Innovation」を刊行しました。
概要:
北アフリカ研究センターでは、来る3月2日から3日にかけ、モロッコ・ハッサン二世農獣医大学(IAV)と共に「第2回モロッコ・日本学術シンポジウム」をラバト市(モロッコ)において開催します。
“The 2nd Morocco-Japan Symposium:”
-Innovation based on Bio-Environment-Energy Sciences”
・Date
・Venue
Institut Agronomique Vétérinaire Hassan II Rabat
Madinat Al Irfane, BP 6202. Rabat, Morocco
Tel: + (212) 0537-77-17-58/59 Fax : +(212) 0537-77-58-45
独立行政法人国際協力機構(JICA)及び国立大学法人筑波大学は、1月20日(火)、チュニジア共和国への国際協力に関する覚書を締結しました。署名は、クリフ在京チュニジア大使、木邨JICA筑波所長、三明副学長及び関係者が臨席するなか、市川JICA理事及びベントン副学長との間で交わされました。
この覚書締結により、チュニジア共和国への国際協力事業の質の向上及び国際貢献並びに学術研究及び教育の発展に寄与することを目的として、JICA及び本学の持つスキームを最大限活用して人的交流や技術の交流が図られることとなります。
本学は、2010年10月にJICAと開発途上地域への国際協力のための連携協定を結んでおり、今回の覚書締結により、具体的な連携協力が図られることとなります。