作成者別アーカイブ: hkamiyama

第86回ARENA定期セミナーを開催しました

第86回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:平成30年1月19日(金曜日) 16:30~18:00
場所:北アフリカ研究センター会議室(共同研究棟A301)
講演者:Dr. Erraach YAMNA, Dr. Lamia ARFA
(Assistant Professor, Département d’Economie-Gestion Agricole et Agroalimentaire, National Institute of Agronomy, Tunis, Tunisa)
講演題目:「The Valorisation of Olive Oil Using Labelling Strategy in the Mediterranean Area: the Case Study of Tunisia and Spain」(Dr. Erraach YAMNA)
「The Tunisian Olive Oil Exports」(Dr. Lamia ARFA)

Erraach YAMNA 氏(左側)、 Lamia ARFA 氏(右側)
チュニジアのオリーブオイル産業をめぐる現状について発表

セミナー風景

講演参加者との集合写真

第85回ARENA定期セミナーを開催しました

第85回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:平成29年11月8日(水曜日)17:00~18:30
場所: 筑波大学 北アフリカ研究センター会議室(共同研究棟A301)
講演者:Dr. Antonella P. VASTOLA
(Associate Professor, School of Agricultural, Forest, Food and Environmental Sciences, University of Basilicata, Potenza, Italy)
講演題目:Challenges in Implementing Sustainability: A View from the Mediterranean Area

Antonella VASTOLA 氏 
イタリアにおけるバイオダイナミック農法(有機農法)の現状について発表

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セミナー風景(1)

 

 

 

 

 

 

 

 

セミナー風景(2)

第84回ARENA定期セミナーを開催しました

第84回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:平成29年11月2日(木曜日)17:30~19:00
場所: 筑波大学 北アフリカ研究センター会議室(共同研究棟A301)
講演者:Dr. Khalid ANSAR
(Researcher at The Language Planning Center, IRCAM, Morocco)
講演題目:The Dissemination and Acceptability of Standard Amazigh Terminology in Morocco

Khalid ANSAR 氏
モロッコにおける標準アマジグ語(ベルベル語)の受容について発表

セミナー風景

第82回ARENA定期セミナーを開催しました

第82回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:平成29年5月11日(木曜日)17:30~19:00
場所: 筑波大学 北アフリカ研究センター会議室(共同研究棟A301)
(地図)https://arenatsukuba.wordpress.com/access/
講演者:岡本 直久 氏
(筑波大学 システム情報系 社会工学域 教授)
講演題目:「アジア交通学会(EASTS)の20年の軌跡」

ポスターのダウンロードはこちら

第79回ARENA定期セミナーを開催しました

第79回ARENA定期セミナーを下記の通り開催します。

日時:平成27年10月16日(金曜日)17:00~18:30
場所: 筑波大学 総合研究棟A107号室(筑波キャンパス中地区)
(地図)http://www.tsukuba.ac.jp/access/gmap/gmap.php?i=108010
講演者:高橋 悦堂 氏
(曹洞宗円通山普門寺  副住職)

ETV特集 臨床宗教師(高橋悦堂さん)

講演題目:臨床宗教師~生死、地域のもつ宗教性と共に~
講演要旨:高齢多死社会を迎えつつある日本では、地域包括ケアが叫ばれています。地域の力を活かし個人に全人的なケアを提供するという考えのなか、その土地に根づく宗教者に何ができるのか。東日本大震災後、火葬場での犠牲者読経活動や被災地域での傾聴茶話会活動などで感じた宗教性や、宮城県仙台市および名取市において終末期がん患者等に在宅緩和ケアを提供する岡部医院で臨床宗教師として関わるなかで感じたコミュニティの在り方などを、臨床宗教師の高橋悦堂師にお話しいただきます。講演冒頭では、中東・北アフリカ地域研究や宗教学の立場から、比較対象としてイスラーム社会における宗教とコミュニティのかかわりについてお話しします。

ポスターのPDFはこちらをクリックしてください。

第78回ARENA定期セミナーを開催しました

第78回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:平成27年7月23日(木曜日)17:30~19:00
場所: 筑波大学 総合研究棟A205号室(筑波キャンパス中地区)
(地図)http://www.tsukuba.ac.jp/access/gmap/gmap.php?i=108010
講演者:谷口 智之 氏
(筑波大学 生命環境系 助教)
講演題目:エジプト農業に対する科学技術協力~SATREPSプロジェクトを通しての教訓~

ポスターのPDFはこちらをクリックしてください。

セミナーの様子

無題

無2無題66

 

 

第77回ARENA定期セミナーを開催しました

第77回ARENA定期セミナーを下記の通り開催いたしました。

日時:平成27年5月14日(木曜日)17:30~19:00
場所: 筑波大学 北アフリカ研究センター会議室(共同研究棟A301)
講演者:Dr. Rugani NATHALIE
(Assistant Professor, Faculty of Sciences, University of Montpellier)
講演題目:Effect of Polyphenol Extracts, Nanoparticles and Spirulina-enriched Silicon on Oxidative Stress in Vivo and in Vitro

ポスターのPDFはこちらをクリックしてください。

セミナーの様子

IMG_8719

IMG_8735IMG_8722

 

 

第76回ARENA定期セミナーを開催しました

第76回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:平成27年4月16日(木曜日)17:30~19:00
場所: 筑波大学 総合研究棟A205号室(筑波キャンパス中地区)
講演者:塚本 修  氏
(一般財団法人 石炭エネルギーセンター  理事長/東京理科大学  特任教授)
講演題目:地域創生と産学官連携-筑波大学への期待-

IMG_8696IMG_8711

ポスターのPDFはこちらをクリックしてください。

第75回ARENA定期セミナーを開催しました

第75回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:平成27年1月29日(木曜日) 17:30~19:00
場所: ARENA会議室(共同利用棟101)
講演者:Dr. James B. COLE
(Associate Professor, Faculty of Engineering, Information and Systems, University of Tsukuba)
講演題目:Introduction to Mathematical Modeling and Numerical Simulation: Applications to Science and Society, and Collaboration with Tunisia

IMG_7089IMG_7101

ポスターのPDFはこちらをクリックしてください。

第74回ARENA定期セミナーを開催しました

第74回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:平成26年12月11日(木曜日) 17:30~19:00
場所: ARENA会議室(共同利用棟101)
講演者:Prof. Dominic BYARUGABA
(Mbarara University of Science and Technology, Uganda / African Institute for Capacity Development, Nairobi, Kenya)
講演題目:「Bioactivity Evaluation of Nutri-medicinal Plants Used in the Management of HIV/AIDS Opportunistic Infections in Western Uganda」

IMG_6952IMG_6950

第73回ARENA定期セミナーを開催しました

第73回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:平成26年10月30日(木曜日) 17:00~18:30
場所: ARENA会議室(共同利用棟101)
講演者: 細井長 氏
(國學院大学 経済学部 准教授)
講演題目:「新レンティア国家」論を考える

IMG_6562IMG_6580

IMG_6585IMG_6590_2

ポスターのPDFはこちらをクリックしてください。

公開講座「イスラム圏のビジネス環境」を開催しました

筑波大学が市民向けに行っている公開講座事業の一環として、北アフリカ研究センターでは、10月20日と10月27日に「イスラム圏のビジネス環境~現地ビジネス関連法と日本企業のビジネス・チャンス~」と題して、一般の方向けの講座を開催しました。

10月20日に開催された1回目の講座では、「日本企業のビジネス・チャンス」というタイトルで、北アフリカ研究センターの上山一助教(ビジネスサイエンス系)が講義を行いました。まず、ビジネス環境をキーワードに世界の中での中東・北アフリカという視点から、同地域のビジネス環境の概要を説明しました。また、中東・北アフリカの経済構造や経済概況について解説を行いました。講座の後半は、中東・北アフリカの中でも近年、ビジネス環境の変化が顕著である国々に焦点を当て、これら国々のビジネス関連法や投資環境について詳しく解説を行いました。さらには、中東・北アフリカを産油国と非産油国に分けて、各国が外国企業に求めるビジネス分野について解説し、現地に進出した日本企業が直面する課題とその対応策について解説を行いました。

IMG_6188IMG_6198

10月27日に開催された2回目の講座では、「イスラム圏諸国における世俗法とシャリーア~ビジネスとの関連において~」というタイトルで、ビジネスサイエンス系の弥永真生教授が講義を行いました。イスラム圏で適用されてきたシャリーア(イスラム法)に着目し、中東・北アフリカにおけるビジネス関連法(民法、商法、会社法等)との関わりから、各国別のシャリーアの適用状況やビジネス関連法への影響について、解説を行いました。

IMG_6238IMG_6261

両日ともに、中東・北アフリカのビジネス環境に関心のある一般の社会人、ビジネスパーソンの方々が参加し、また講座終了後も受講者から活発な質問があり、関心の大きさがうかがわれました。

第72回ARENA定期セミナーを開催しました

第72回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:平成26年10月27日(月曜日) 10:00~11:30
場所: ARENA会議室(共同利用棟101)
講演者: 中田眞佐美 氏
(同志社大学 高等教育研究機構 准教授)
講演題目:Asia-Africa Partnership for Sustainable Energy Development

IMG_6218IMG_6224

IMG_6230IMG_6232

ポスターのPDFはこちらをクリックしてください。

リビア大使一行が来訪されました

IMG_5904_s

MELAD 臨時代理大使(左から2番目)には、本年2月7日に開催された北アフリカ研究センター特別セミナーの際にも本学へご来訪いただいた。

 2014年8月20日(水曜日)、リビア大使館からMohamed M. O. MELAD 臨時代理大使が北アフリカ研究センターを表敬訪問されました。今後の教育・学術交流のあり方や日本の役割が期待される研究分野(水環境技術、太陽光発電技術等)での交流促進について、意見交換が行われました。また、この度の表敬訪問に合わせて、リビア大使館より弊センターにリビア関連のアラビア語書籍11冊が寄贈されました。これに対して、礒田センター長より、謝意が示されました。

IMG_5900_s IMG_5897_s

(リビア大使館より、ご寄贈頂いた書籍の日本語名)

  • 「リビア:劇場の百年(劇作家はかく語れり)」
  • 「サーダウィーと議会(1948-1952)」
  • 「オマルムフタール協会(1941-1951)」
  • 「モハメド・シャルターミー:詩集コレクション」
  • 「航海(アスマ・ムスタファ・オスタ)」
  • 「リビアの散文における柔軟性」
  • 「花の売り子」
  • 「思想と文学における近似性」
  • 「ランタン職人」
  • 「後期オスマン期リビアにおける女性の役割(1835-1911)」
  • 「リビアにおけるエコツーリズムの動き」

第70回ARENA定期セミナーを開催しました

第70回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:平成26年7月22日(火曜日) 17:30~19:00
場所: ARENA会議室(共同利用棟101)
講演者: 武石礼司 氏
(東京国際大学 国際関係学部 教授)
講演題目:「中東情勢と世界の石油・ガス需給への影響」

IMG_5867 IMG_5877

ポスターのPDFはこちらをクリックしてください

第69回ARENA定期セミナーを開催しました

第69回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:平成26年6月17日(火曜日) 17:00~18:30
場所: ARENA会議室(共同利用棟101)
講演者: Dr. Mongi BOUGHZALA
(Professor, Faculty of Economic Sciences and Management of Tunis, the University of Tunis El Manar, Tunisia)
講演題目:「Revolution in Tunisia: Before and After」

IMG_5861IMG_5863

ポスターのPDFはこちらをクリックしてください。

第68回ARENA定期セミナーを開催しました

第68回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:平成26年5月13日(火曜日) 17:00~18:30
場所: ARENA会議室(共同利用棟101)
講演者: 山本亨輔 氏
(筑波大学 システム情報系 助教)
講演題目:「スワヒリ土木創生とGCET構想」

IMG_5512IMG_5520

IMG_5558

ポスターのPDFはこちらをクリックしてください。

第67回ARENA定期セミナーを開催しました

第67回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:平成26年4月24日(木曜日) 17:00~18:30
場所: ARENA会議室(共同利用棟101)
講演者:Prof. Cécile LE GAL FONTES
Dep. of Law and Economics of Health, Faculty of Pharmacy, University of Montpellier I, France
講演題目:「About Université Montpellier I」

IMG_5487IMG_5499

第65回ARENA定期セミナーを開催しました

第65回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:平成26年2月18日(火曜日) 17:00~18:30
場所: ARENA会議室(共同研究棟A303)
講演者:Prof. Chin-Ping TAN
(Dep. of Food Technology, Faculty of Food Science and Technology, Universiti Putra Malaysia, Serdang)
講演題目:「Halal Food System in Malaysia」

IMG_5456IMG_5458

ポスターのPDFはこちらをクリックしてください

第64回ARENA定期セミナーを開催しました

第64回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:2014年1月23日(木曜日) 17:30~19:00
場所: ARENA会議室(共同研究棟A303)
講演者:山田亨 氏
(筑波大学 人文社会系・留学生センター 助教)
講演題目:「世界遺産の文化的翻訳作業-長崎県の世界遺産登録作業における法と文化の多層性-」

ポスターのPDFはこちらをクリックしてください

IMG_5100IMG_5069

IMG_5114IMG_5122

IMG_5124IMG_5126

第63回ARENA定期セミナーを開催しました

第63回ARENA定期セミナーを下記の通り開催しました。

日時:平成25年12月20日(金曜日) 17:30∼19:00
場所: ARENA会議室(共同研究棟A303)
講演者:近藤義和 氏
(国立大学法人 琉球大学 産学官連携推進機構 研究開発推進部門 部門長・教授)
講演題目「バイオマスの有する巧な構造とその利活用」

IMG_5013
IMG_5009

 

ポスターのPDFはこちらをクリックしてください

第62回ARENA定期セミナーを開催しました

第62回ARENA定期セミナーを下記のとおり開催しました。

日時:2013 年11月25日(月曜日) 17:30~19:00
場所: ARENA会議室(共同研究棟A303)
講演者:佐藤一彦 氏
(独立行政法人 産業技術総合研究所 触媒化学融合研究センター 研究センター長)
講演題目「私の産学官連携(化学で社会を変える!?) ~学術的発見から実用化、国家プロジェクトへ~ 」

IMG_4985 IMG_4982

ポスターのPDFはこちらをクリックしてください

アルジェリア大使館主催建国記念レセプションに参加

2013年11月1日、在京アルジェリア大使館主催による建国記念レセプションが都内の大使公邸にて開催され、北アフリカ研究センター教員が参加しました。

(左より)中嶋光敏教授、KETRANDJI駐日大使、岩崎真紀助教、藤城芙美子TCC日本語学校代表、鯉沼秀臣教授

(左より)中嶋光敏教授、KETRANDJI駐日大使、岩崎真紀助教、藤城芙美子TCC日本語学校代表、鯉沼秀臣教授

レセプションには、国会議員をはじめとして各国の大使館関係者、ビジネス関係者等、多数の参加があり盛況でした。

画像

「第38回中東協力現地会議」に参加

(財)中東協力センターの主催により、「第38回中東協力現地会議」が去る8月25日、26日の二日間に亘り、アラブ首長国連邦のドバイで開催された。会議には、政府および政府関係者、中東主要国の日本国大使、民間企業、中東地域専門家、マスコミ等から、過去最大となる400名を超える参加があり、「我が国の成長戦略と中東・北アフリカにおけるビジネスチャンス」をテーマに多岐にわたる活発な議論が行われた。北アフリカ研究センターからは、上山一助教が出席した。

奥田 中東協力センター会長

奥田 中東協力センター会長による開会挨拶

会議では、佐々木 経済産業省顧問、田中 日本エネルギー経済研究所常務理事、中東諸国駐在の日本国大使、寺島 三井物産戦略研究所会長、石毛 日本貿易振興機構理事長といったゲストスピーカーによる講演が行われた。

寺島氏による基調講演

寺島氏による基調講演

会議を通して、シェールガス革命の日本経済および中東産油国への影響、イラン問題と湾岸諸国の安全保障、インフラシステム輸出と新興国戦略(韓国企業との競争)、中東ビジネスにおける有望な事業分野(特に水、電力、交通)、政府開発援助の意義と影響力、グローバル人材の育成、政府への要望(インフラ輸出支援、官民トップセールス)といった課題が熱心に議論されたことが印象的であった。

会場の様子

会場の様子

会場となったInterContinental Dubai Festival City

会場となったInterContinental Dubai Festival City

北アフリカでのビジネス展開に関する報告・議論が少なかったことは残念であったものの、有望な消費市場として期待される北アフリカの経済動向や個別のビジネスニーズを把握する上で貴重な機会となった。

第60回ARENA定期セミナーを開催しました

第60回ARENA定期セミナーを下記のとおり開催しました。

日時:平成25年7月16日(火)17:30∼19:00
場所:北アフリカ研究センター会議室(共同研究棟A303)
講演者:山口 登 氏
(Rabigh Conversion Industry Management Services Co./Sumitomo Chemical Group, General Manager)

講演題目:「石油化学海外事業展開とサウジアラビアでの体験」

IMG_3271 IMG_3264

ポスターのPDFはこちらをクリックしてください。

リビア・レポート(3)(最終回)-再び、トリポリ-

現在調査のため12月にリビアに滞在した北アフリカ研究センター(ARENA)所属の上山一研究員からの現地レポート(最終回)を掲載します。


12月22日夜、セブハからトリポリに戻りました。本レポートでは、トリポリ市内の様子と昨今のリビアをめぐる状況について報告します。

(1) 12月24日、リビアは61回目の独立記念日を迎えた。現地テレビ局の中継は、殉教者広場で行われていた独立記念式典の様子を放送していた。記念式典が行われていた殉教者広場を訪れてみた。殉教者広場周辺は、独立記念を祝う人びとで賑わっていた。広場には治安部隊に加え、重装備の軍人が警備しており、周辺ビルの屋上には銃を持った軍人が多く配置されていた。この日、殉教者広場で行われていた記念式典には、ゼイダーン首相、マガリエフ国民会議議長、陸軍・海軍・空軍のトップが出席していた。広場周辺では、軍事パレードが行われ、内戦中に利用された対戦車砲や機関銃を積んだピックアップ・トラックが走り、軍用機・戦闘機が上空を何度となく旋回していた。カザフィー政権からの解放が実現し、リビア国民は改めて自由な社会の到来を喜でいる、といった印象を持った。その一方で、国軍が前面に出た式典であったとの印象も受けた。リビア政府は、民兵組織の国軍への統合を進めているが、民兵組織同士の対立や軍内部の権力闘争もあり、政府は各地の民兵組織の処遇に苦慮している、という話を耳にする。(写真1、写真2、写真3、写真4、写真5)

写真1:独立記念日の軍事パレード(殉教者広場周辺)

写真1:独立記念日の軍事パレード(殉教者広場周辺)
(2012年12月24日:本人撮影)

写真2:独立記念日の軍事パレード(殉教者広場)

写真2:独立記念日の軍事パレード(殉教者広場)
(2012年12月24日:本人撮影)

写真3:独立記念日の様子(殉教者広場)

写真3:独立記念日の様子(殉教者広場)
(2012年12月24日:本人撮影)

写真4:独立記念日の軍事パレード(殉教者広場)

写真4:独立記念日の軍事パレード(殉教者広場)
(2012年12月24日:本人撮影)

写真5:独立記念日の様子(殉教者広場)

写真5:独立記念日の様子(殉教者広場)
(2012年12月24日:本人撮影)

(2) リビアの主要産業は石油産業であり、石油部門の対実質GDP構成比は政変前の2007年時点で53.5%にも上る。湾岸・アラブ産油国と比べてみても、石油部門への依存度は顕著であり、この傾向は年々強まっている。リビアの人口は642万人(2009年のIMF推定値)であり、1人当たりGDPは12,300米ドル(2010年のIMF推定値)、2005年から2010年までの年平均実質GDP成長率は約5%を記録している 。内戦中、油田への攻撃や石油関連施設の破壊によって石油生産・積み出しがストップし、石油産業は打撃を被った。しかし、内戦終了後、急速にプラントのリハビリテーション・再稼働が進んだことで、石油生産は政変前の水準に戻りつつある。(写真6)

写真6:近年、自動車数の増加により、交通渋滞は増加傾向にある(トリポリ市内)

写真6:近年、自動車数の増加により、交通渋滞は増加傾向にある(トリポリ市内)
(2012年12月:本人撮影)

あるリビア人と話したとき、公共インフラのことが話題になった。カザフィー政権時代、政府は公共インフラの整備に多くの資金を費やしたとアナウンスしていたが、現実には、インフラの整備も不十分であり、石油からの富が社会の発展のために有効に利用されたといった実感を持てなかった、と言っていた。石油収入をどのように国家のために利用し、どうのように国民に配分し、信頼される政府をどう作り上げて行くかは、新政権にとっての重たい課題となりそうだ。

リビアには、石油産業以外にも有望な産業がある。その一つが観光業であり、国内では貴重な自然遺産・歴史遺産を見ることができ、五カ所の世界遺産がある。こうした観光資源の活用は、リビア経済の発展や産業の多角化にとっても重要と考えられる。(観光資源:写真7、写真8、写真9、写真10)

写真7:世界遺産レプティス・マグナのローマ遺跡(ホムス)

写真7:世界遺産レプティス・マグナのローマ遺跡(ホムス)
(2005年5月:本人撮影)

写真8:サブラータ(世界遺産)

写真8:世界遺産サブラータのフェニキア都市遺跡(ザーウィヤ)
(2006年4月:本人撮影)

写真9:レプティス・マグナにある円形闘技場

写真9:レプティス・マグナにある円形闘技場
(2009年10月:本人撮影)

写真10:ナフーサ山地の麓にあるクサール・ハッジ(食料貯蔵のための円形倉庫)

写真10:カスル・ハッジ(食料貯蔵のための円形倉庫)
(2009年10月:本人撮影)

日本との関わりでいうと、トヨタ社が、2010年に、住友商事の出資により、リビアに代理店を設立した。現地紙の報道によると、トヨタ社は、2012年11月末から、トリポリタニア東部ミスラータのフリーゾーンにて自動車技術者を目指す若きリビア人を対象に訓練プログラムを実施しているという。こうした訓練プログラムは、ミスラータの他に、トリポリやベンガジでも行われる予定のようだ。日本とリビア、産業界における両国の接点は少ないものの、こうした草の根の人材交流を通じたネットワークの構築によって両国における経済連携の深化が期待される。

(3) 今、リビア政府に付きつけられている最重要課題のひとつとして、国内の治安回復が挙げられる。個人的な印象では、首都トリポリやリビア北西部のザーウィヤ周辺については、治安状況は比較的良好に思われる。ただし、リビア全体を見ると、地中海沿岸地域ではミスラータ以東、砂漠地域ではチャド・ニジェール・アルジェリア・エジプト・スーダン国境地帯、局地的には西部バニ・ワリードや東部ベンガジといった地域では、治安情勢は安定しておらず、部族間の衝突、旧政権関係者による攻撃または旧政権関係者への報復攻撃といった事件が起きている。とりわけ、ベンガジでは治安機関への襲撃が相次いでいる。

トリポリ市内を歩いていたとき、ある看板を目にした。この看板には、英語で「We want to know the truth」と書かれており、軍人らしき数人の人物の写真が載っていた。看板の前面に出ていた人物は旧カザフィー政権で公安書記(内務大臣)を務め、内乱が起きた直後にカザフィー政権を離反し、反体制派に合流したアブドゥル・ファターハ・ユーニス少将であった。彼は、カザフィー中尉と同志たち自由将校団が起こした1969年9月のアル=ファーティハ革命に参加し、カザフィー氏の側近として長く政権中枢部で活躍してきた。ユーニス少将は、カザフィー政権を離反したのち、反体制派軍事委員会の最高司令官に就いた。しかし、2011年7月28日に何者かに殺害され、従者と共にベンガジの郊外で発見された。事件直後、旧政権関係者や旧国民評議会関係者による暗殺といった見方が広がっていた。その後、犯行グループが特定されないままになっていた。2012年12月に入り、事態は急展開し、ベンガジの軍検察は旧国民評議会のアブドゥル・ジャリル元議長が一連の事件に関わっていたとして、軍法裁判所に訴追することを要求した。このような背景には、リビア東部でユーニス少将が属したアバイダートと呼ばれる有力部族が捜査再開・犯人特定を求め、政府や軍への圧力を強めたことが挙げられる。ベンガジでのアメリカ総領事館襲撃事件は例外として、国内では、外国人への攻撃・誘拐といった事件は珍しく、むしろ部族間の衝突に加えて、治安機関への攻撃や治安機関幹部を狙った暗殺事件が頻発している。国民和解に至るまでには一定の時間を要すると思われる。(写真11)

写真11:恩讐を捨て、国民和解は進むのか?(トリポリ港を見下ろす小高い丘にそびえるリビア国旗)

写真11:恩讐を捨て、国民和解は進むのか?(トリポリ市内)
(2012年12月:本人撮影)

《終り》

中嶋センター長 リビア大使館を表敬訪問

2013年1月25日(金曜日)、中嶋センター長が駐日リビア大使館を表敬訪問し、Ahmed A. S. OWN 臨時代理大使と会談しました。中嶋センター長より、北アフリカ研究センターの活動や北アフリカ諸国との学術交流について説明が行われました。また、アルジェリア南東部アインアメナスにある天然ガス精製プラントで起きた襲撃・人質事件にも話が及びました。Ahmed A. S. OWN 臨時代理大使は、事件に巻き込まれた日本人が犠牲者になったことについて哀悼の意を示しました。

右から、ZARAN一等書記官、OWN臨時代理大使、中嶋センター長、上山研究員

右から、ZARAN一等書記官、OWN臨時代理大使、
中嶋センター長、上山研究員

DIRECTOR of ARENA VISITED EMBASSY of LIBYA in TOKYO-Japan

On 25th January 2012, Director of ARENA Dr. Nakajima made a courtesy call on Embassy of Libya in Tokyo-Japan and talked with Mr. Ahmed A. S. OWN  Minister Plenipotentiary. Dr. Nakajima  explained to Mr. Ahmed A. S. OWN about ARENA’s latest activity and academic exchange and research cooperation with North African countries. Also, Mr. Ahmed A. S. OWN referred to the four-day siege and hostage crisis taken place at the Ain Amenas natural gas refinery plant and housing complex in southeastern Algeria. Mr. Ahmed A. S. OWN mourned for the Japanese victims in the crisis.

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

From the right: Mr. ZARAN First Secretary,
Mr. OWN Minister Plenipotentiary,
Dr. Nakajima (Director of ARENA),
Mr. Kamiyama (Research Associate, ARENA)

リビア・レポート(2)-セブハの様子-

現在調査のため12月にリビアに滞在した北アフリカ研究センター(ARENA)所属の上山一研究員からの現地レポートを掲載します。


12月19日から4日間の日程でトリポリから約650キロ南・リビア南西部に位置するセブハ (Sebha) を訪れました。セブハ滞在の目的は、セブハ大学に訪問し、リビアでの今後の学術調査への協力をお願いするためです。本レポートでは、セブハ市内の様子を中心に報告します。

(1) 19日朝、トリポリから空路セブハに移動し、午前中の早い時間に現地に到着する予定であった。リビアには、航空会社が3社あり、国営のリビア航空とアフリキーヤ航空、そしてリビア初の民間航空会社であるブラーク航空がある。トリポリ‐セブハ間には、これら全ての航空会社が就航している。今回は、リビア航空を選択したが、出発時間の午前8時を過ぎてもセブハ行きのチェックインが始まる気配はない。出発時間から約2時間遅れで、チェックインが始まり、出発ゲートに通されたものの、今度はこの便のみ一向に搭乗を開始しない。午後になり、私を含めて乗客たちは出発ゲートで暇を持て余していたが、ひたすら搭乗開始のアナウンスを待っていた。そのうち、乗客と航空会社の職員との間でも激しい口論となったが、何とか騒ぎは収まった。午後5時半頃、6時台発のセブハ行、ブラーク航空便の搭乗案内が始まった。さすがにこのときは、乗客の不満も頂点に達したが、その時、リビア航空の空港職員より間もなく搭乗開始との案内があり、午後7時頃にやっとのことでセブハに向けて飛び立つことができた。リビア航空、フライトの遅延には定評があるようだが、これ程遅れることはめったにないようだ。1時間程で、セブハ国際空港に到着した。空港では、セブハ大学の先生による出迎えを受けた。

(2) リビアは、北西部のトリポリタニア地方、南西部のフェザーン地方、北東部と南東部のキレナイカ地方に大きく分かれ、セブハはフェザーン地方最大の都市であり、サハラ地域への玄関口にあたる。また、セブハは故カザフィー氏が中学時代を過ごした街として知られている。2011年2月に始まったリビアでの政変以降、セブハが新政権によって制圧されたのは2011年9月下旬頃であった。その後も部族間の小競合いが散発的に起きているようであるが、最近ではその数は減っているようだ。(写真1)

写真1:セブハ市内の様子(2012年12月:本人撮影)

写真1:セブハ市内の様子
(2012年12月:本人撮影)

(3) セブハを初めて訪れたが、内戦中に破壊された施設はトリポリに比べて少ないように感じられた。ただ、政変前に営業していたホテルのほとんどが、内戦中に破壊・略奪に遭い、滞在中に営業を行っているホテルは市内中心部で1軒のみと聞いた。また、セブハに滞在中、毎晩ではなかったが銃声が聞こえた。夜中に外出することはなかったが、現地の人によると、週末には結婚式が行われることが多く、その際には祝砲を挙げることがあるのだ、との説明を受けたのだが、夜に聞こえた銃声は銃の回収が不十分であることを物語っており、恐ろしくも感じた。(写真2、写真3)

写真2:内戦中に破壊・略奪に遭ったホテル

写真2:内戦中に破壊・略奪に遭ったホテル
(2012年12月:本人撮影)

写真3:内戦以降、営業を停止したままのホテル(セブハ大学近く)


写真3:内戦以降、営業を停止したままのホテル(セブハ大学近く)
(2012年12月:本人撮影)

また、セブハには、故カザフィー氏が中学時代に暮らしていた家(参照写真:http://photos.wikimapia.org/p/00/02/96/85/79_full.jpg)があることを記憶していた。現在どうなっているのか気になり、その場所を訪れてみた。しかし、ロータリー内にあった家は跡形もなくなっており、更地になっていた。セブハが反カザフィー政権派の国民評議会によって制圧された後、家は破壊されたそうだ。(写真4)

写真4:故カザフィ氏が中学時代を過ごした家があったロータリー(ダール・アル=ムアンマル)

写真4:故カザフィー氏が中学時代を過ごした家があったロータリー(ダール・アル=ムアンマル)
(2012年12月:本人撮影)

(4) 筑波大学と学術交流協定を締結しているセブハ大学本部を訪問した。同大学は、セブハの他に、ムルズク(セブハの南約140キロ)、ブラーク(同北約70キロ)、ガート(同南西約500キロ)、そしてウバリ(同西約175キロ)にもキャンパスを持つ。今回、同大学の副学長と国際協力担当の先生にお会いし、意見交換をおこなった。こちらからは、今後の学術調査に対する協力をお願いした。先方からは、筑波大学との間の学生及び研究者の交流を促進したいとの申し出があった。(写真5)

写真5:セブハ大学での記念撮影(左端より、同大学学長、本人、副学長、国際協力担当の教員)

写真5:セブハ大学での記念撮影(左端より、同大学学長、本人、副学長、国際協力担当の教員)
(2012年12月:セブハ大学職員撮影)

(5) セブハは、オアシス都市であり、交通の要衝でもあることから、人通りは多い。また、街なかでは、シャーシ (ashaersh) と呼ばれる布で頭と顔を覆ったトゥアレグの人びとをしばしば見かける。この他、近隣のサハラ・サヘル地域から国境を越えやってきた出稼ぎ労働者やアラブ人の労働者も見かける。出稼ぎ労働者の一部は商店、工場、農場で働いている。ただ、出稼ぎ労働者の中には違法に入国した者やこれといって手に職がない者もおり、こうした人びとの多くは日雇いなどで生計を立てざるを得ない現状がある。トリポリ同様に、セブハ市内でも、工具を手に、人通りのあるロータリーや道端に立っている人びとをしばしば見かけた。セブハ大学の先生に伺ったところ、セブハには、こうした労働者を吸収し、彼らに十分な雇用機会を与えるだけの経済的な余裕はない、と聞いたが、出稼ぎ労働者が置かれた状況は、政変以後も大きな変化はなかったようだ。(写真6、写真7)

写真6:道端でその日の仕事を求める人びと①

写真6:道端でその日の仕事を求める人びと①
(2012年12月:本人撮影)

写真7:道端でその日の仕事を求める人びと②

写真7:道端でその日の仕事を求める人びと②
(2012年12月:本人撮影)

《リビア・レポート(3)に続く》

リビア・レポート(1)-トリポリの様子-

現在調査のため12月にリビアに滞在した北アフリカ研究センター(ARENA)所属の上山一研究員からの現地レポートを掲載します。


今回、リビアの経済状況や銀行部門の実態を調査するため、2012年12月16日から12月28日までの13日間の日程で、リビアを訪問しました。私自身、リビアにはカザフィー政権崩壊後初めて、そして2009年10月以来、約3年ぶり、8度目の訪問となりました。

本レポートでは、2011年に起きたリビアでの政変・内戦以後のトリポリ市内の変化を中心に報告します。

(1) 2012年12月16日の昼、トリポリ国際空港に到着。入国審査に進んだが、ふと、「Partners, not Wage Workers」と書かれたサインボードが以前に入国審査場左側の天井に掲げられていたのを思い出した。しかし、そのサインボードは既に撤去されていた。サインボードにあったスローガン、トリポリ国際空港を利用するたびに気になっていた言葉であった。実は、このスローガン、2011年10月に殺害されたリビアの元最高指導者カザフィー氏の著書「緑の書」の記述に基づくものであり、彼が好んで用いた言葉であった。個人的には、カザフィー時代の終わりを改めて印象づける瞬間であった。トリポリ国際空港のターミナルは、シリアのダマスカス国際空港を思わせ、古びている。現ターミナルの東側では新たなターミナルの建設が進んでいるものの、政変の影響もあって作業は遅れているようだ。(写真1、写真2)

写真1:トリポリ国際空港の外観
(2012年12月:本人撮影)

写真2:トリポリ国際空港の内観
(2012年12月:本人撮影)

(2) トリポリ市内に到着後、旧市街近くの「殉教者の広場」(1969年からカザフィー政権の崩壊までは、「緑の広場」と呼ばれた)を訪れました。平日とあって、人どおりは少なく、また以前の様子とほぼ変わりませんでした。強いて言えば、カザフィー政権時代の国旗であった緑の旗や故カザフィー氏の肖像画が無くなったこと。(写真3、写真4、写真5)

写真3:殉教者広場1(2012年12月:本人撮影)

写真3:殉教者広場1
(2012年12月:本人撮影)

写真4:殉教者広場2(2012年12月:本人撮影)

写真4:殉教者広場2
(2012年12月:本人撮影)

写真5:政変前の殉教者広場(旧、緑の広場)の様子(2005年3月:本人撮影)

写真5:政変前の殉教者広場(旧、緑の広場)の様子
(2005年3月:本人撮影)

(3) トリポリ市内に滞在中、何度か市内を散策したが、NATOによる空爆の対象となった故カザフィー氏の居住区であったバアブ・アル=アズィーズィーヤは完全に破壊されており、また市内各所に内戦中にNATOや反体制派による攻撃対象とななった政府関係機関や元政権関係者宅を見ることができる。(写真6、写真7、写真8)

写真6:内戦中に破壊・放火された旧公安書記局(内務省)関連施設(2012年12月:本人撮影)

写真6:内戦中に破壊・放火された旧公安書記局(内務省)関連施設
(2012年12月:本人撮影)

写真7:内戦中に攻撃を受けた施設(2012年12月:本人撮影)

写真7:内戦中に攻撃を受けた施設
(2012年12月:本人撮影)

写真8:内戦中に攻撃を受けた総合情報庁ビル(2012年12月:本人撮影)

写真8:内戦中に攻撃を受けた総合情報庁ビル
(2012年12月:本人撮影)

また、市内各所に見られた故カザフィー氏の肖像画やカザフィー政権時代に造られた「緑の書」のモニュメントも撤去されていた。(写真9、写真10、写真11)

写真9:トリポリ市内の様子(2012年12月:本人撮影)

写真9:トリポリ市内の様子
(2012年12月:本人撮影)

写真10:「緑の書」のモニュメント(政変前)(2007年9月:本人撮影)

写真10:「緑の書」のモニュメント(政変前)
(2007年9月:本人撮影)

写真11:「緑の書」のモニュメント(政変後)(2012年12月:本人撮影)

写真11:「緑の書」のモニュメント(政変後)
(2012年12月:本人撮影)

《リビア・レポート(2)に続く》

中嶋センター長 リビア大使館を表敬訪問

2012年6月15日(金曜日)、中嶋センター長が在京リビア大使館を表敬訪問し、Ahmed A. S. OWN 臨時代理大使と会談しました。会談は終始和やかな雰囲気で行われ、臨時代理大使とセンター長は今後の両国における学術交流の在り方について話し合いを行いました。中嶋センター長より、本学および北アフリカ研究センターの国際化に向けた取り組みや今後予定されているリビアでの学術調査について説明が行われました。

OWN臨時代理大使(右)と中嶋センター長(左)

北アフリカ研究センターの活動について
説明する中嶋センター長

左から、中嶋センター長、OWN臨時代理大使、上山研究員