カテゴリー別アーカイブ: 86 モーリタニア

2015つくばグローバルサイエンスウィーク (TGSW)を開催いたしました

筑波大学では2015年9月28日(月)から30日(水)にかけて「つくばグローバルサイエンスウイーク(TGSW)」を開催いたしました。

北アフリカ研究センターからは
Survival Strategy in Arid Land -Management of Water Resource and Agriculture-」
乾燥地における生存戦略 -水資源と農業経営-
と題したセッションをおこないました。多くの方にご参加いただき、盛会となりましたことを御礼申し上げます。
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Session Organizers

2015つくばグローバルサイエンスウィーク (TGSW)

筑波大学では2015年9月28日(月)から30日(水)にかけて「つくばグローバルサイエンスウイーク(TGSW)」を開催いたします。

北アフリカ研究センターからは
Survival Strategy in Arid Land -Management of Water Resource and Agriculture-」
乾燥地における生存戦略 -水資源と農業経営-
と題したセッションを予定しております。

ポスターのダウンロードはこちらから
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【日時】9月28日 14:15~17:15
【会場】エポカル つくば 会議室402
※ポスターには「401」と記載されておりますが、「402」に変更になりました。
【パネリスト(予定)】
Jamila Tarhouni:Tunisia(Institut National Agronomique de Tunisie)
Mohamed Kefi:Tunisia(Centre de Recherches et des Technologies des Eaux Technopole de Borj-Cedria)
Cherif Ould Ahmed:Mauritania(Institut Superieur d’Enseignement Technologiques de Rosso)
Erina Iwasaki:Japan(Sophia University)
※一部スペリングからアクサン・テギュが脱落しております。
【コーディネーター】
北アフリカ研究センター:入江光輝 准教授
北アフリカ研究センター:柏木健一 准教授
【セッション番号】 29
【事前登録のお願い】
事前準備ならびに期間中の会場運営をスムーズに行うため、事前登録のご協力をお願いしております。登録料・参加費は無料です。
事前登録及び、TGSWはこちらのサイトからお願いします。
【TGSWの問い合わせ】
 下記のメールアドレスへ、筑波大学国際部宛に送信してくださいますようお願いします。
TGSWsecretariatアットマークun.tsukuba.ac.jp
※アットマークを@としてください。

北アフリカ研究センター10周年記念論文集を刊行しました

本センター(ARENA)は、地中海からサハラ砂漠にいたるエジプト、リビア、チュニジア、アルジェリア、モロッコ及びモーリタニアの国々を対象として、北アフリカ地域がもつユニークで多様な可能性及び我が国の進んだ科学技術とを有機的に連携させ、文理融合型の総合研究を推進することを目的として、平成16年に設立され、昨年、設立10周年を迎えました。これを機に、これまでのARENAでの研究成果と今後の展望を広く学内外、国内外に発信するため、10周年記念事業の一環として、Nova Science Publisher社から論文集「Sustainable North African Society: Exploring Seeds and Resources for Innovation」を刊行しました。

概要:

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Sustainable North African Society: Exploring Seeds and Resources for Innovation

「2013 海外留学フェア」に出展しました

2013年11月12日(火)、大学会館・特別会議室でグローバルコモンズ機構、留学生センター、人文社会系グローバル人材育成教育プログラム主催の「2013 海外留学フェア」が開催されました。北アフリカ研究センター(ARENA)は北アフリカ・地中海事務所(CANMRE)、海外大学共同利用事務所(BUTUJ)と共同で出展し、来場した学生に北アフリカ・地中海地域の協定校や短期研修プログラムに関する留学情報を提供しました。

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北アフリカ・地中海地域ブースには各協定校の連絡調整責任者の教員が顔をそろえ留学を志望する学生の疑問・質問に答えました。その他、今夏にチュニジアのブルギバスクールでの短期研修プログラムに参加した学生も駆けつけ、同校の留学体験を後輩たちに熱心に語ってくれたほか、協定校であるアインシャムス大学から短期留学しているエジプト人留学生が多くの写真を用いて母国や母校の魅力を紹介しました。
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また、セミナースピーカーとして来学した駐日米国大使館副領事のピーター・デイビス氏が当ブースを訪れ、以前の赴任国であったチュニジアの話に花を咲かせる一幕もありました。
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ブースにはほぼ終日客足が途絶えることなく合計で23名の学生や教職員が訪れ、改めて同地域への関心の高さを感じる一日となりました。

モーリタニアレポート

1日目(入国)

サハラ砂漠の西端、モーリタニア。日本からはパリ経由のほか、ドバイ等を経由した後にチュニス、もしくはカサブランカを経由して到達します。チュニスからは週4日、カサからは毎日飛んでいます。今回はチュニスで4日ほど調査があってからのモーリタニア行きです。

チュニスからはおよそ5時間のフライト。夕刻便です。チュニスからの他の夕刻便は少なく、モーリタニアの民族衣装を着た人がやたらと目立つような気がして、こんなにモーリタニア人がチュニジアにたくさんいたことに少々の驚きを感じます。チュニジアとモーリタニアの関係は浅くなく、モーリタニア航空はチュニスエアの子会社ですし、携帯電話のチュニジアテレコムも参入しています。開発技術協力もチュニジアから結構されています。

搭乗が一時間以上遅れましたが、席は空いていましたし、お酒の飲めないモーリタニア便でもチュニスエアーはビールが飲めます。時差ぼけで眠いところ、ビールを飲んで横になってしまえば5時間のフライトはあっという間でした。

空港では入国カードとパスポート提出しますが、入国カードに記入欄がないけれども宿泊先のホテルを聞かれます。少し時間はかかりましたが無事入国審査を通過。そしてまた荷物が出てくるまでずいぶん待たされました。

深夜着でしたが、いつものようにISET(高等技術院)Bouyaさんが出迎えてくれました。

ホテルに到着したらすぐ就寝。

2日目(ロッソへ移動)

8時に朝食。今回利用したHotel Mounaは朝食付きですが、出ているクロワッサンの底面にはカビのようなものが見えます。昨日、Bouyaさんから聞いたかぎり、今年はロッソ以外では雨が多いそうですから、そのせいでカビも生えたのかもしれません。

深夜着だったこともあってBouyaさんと朝10時に約束。レンタカーが来て、ロッソに向かいますが、その前に両替です。ヌアクショットでは日本円は両替できません。ユーロ、もしくはドルで。こちらは金、土が休みのため、今日は銀行はやっていません。モーリタニアでは初めて両替商にいきましたが、大きな看板も出ていて闇ではないようです。きちんとレシートも出してくれました。利用者がいるのかがわかりません。

そのあと、魚市場に向かいます。3日間の滞在分の食料調達です。この魚市場は日本の支援で作られています。入構にお金がかかるようで、Bouyaさんが「市場を建てた日本人が一緒なんだぞ」といって入構料を負けてもらおうとしていますがそれは無理です。

ここの市場は結構立派ですが、船着場が「砂浜」です。結構な大きさの船を人力で押したり引いたりします。結構波も激しく、命がけです。

ヌアクショットを出て3時間でロッソに到着です。共同研究をしようとしているISETは遅れている同国南部の農業開発のための研究機関として2009年に開学しました。今回は同校との交流協定締結も目的の一つです。

34日目(現地観測&交流協定調印)

この2日間は現地に出ます。現地に出るにあたって、まずは州知事に挨拶をしておきます。最近、州知事が交代となりました。州知事は選挙で選ばれるのでなく、中央政府からの指名制です。その後、現地へ。

モーリタニアは7-9月が雨期で、セネガル川の水位も上昇します。ただし、水位上昇はもっと降水量の多い上流のマリの出水が到達してからとなるので、結構なタイムラグがあります。10月の今回もまだ河川水位は上昇の途中にありました。この時期に現場に来るのは初めてですが、乾期に来たときには見られなかった場所で水が溜まっています。以前はこの氾濫後の水が引いた土地を使って農業をしていましたが、上流側にできたダムの影響で治水安全度が増した分、氾濫の規模と期間が縮小して氾濫原農業としては衰退しています。しかし、治水安全度が増したとはいえ、地域住民に実害がまだまだ出ています。将来的に農業生産と治水の問題を双方考えた研究提案をしたいと考えています。

今回の主たる目的であるセネガル川の底泥をサンプリングしてISETに帰還です

ISETでの最後の夜、筑波大学とISETの間で結ぶ学術交流協定書にISET学長のサインをもらい、交流協定締結となりました。

ロッソ滞在期間中、モーリタニア大統領がケガを負う事件がありました。海外での会議を終えた大統領が故郷へ戻ろうと陸路移動中に、検問を停止せずに通過したために検問のセキュリティが7発発砲したうちの1発が大統領に命中してしまったそうです。大統領はヌアクショットでの手術後、パリの病院に移動。命に別状はなく。クーデターだったのでは、テロだったのではと憶測が飛んだようですが、周辺状況から考えても報道されたことが事実のようです。我々の帰りの検問もいつもと同程度の緊張度でした。

5日目 (地図局訪問、大使館報告、出国)

ロッソからヌアクショットに移動し、現地の地理情報収集のために地図局に行きました。JICAの技協が以前入っており、設備はよく整っています。ただし、まだ市街地地図はヌアクショットだけです。これからの地方都市開発のために地方都市でも都市開発に先んじて測量のニーズが高いことを局長から聞きました。

午後には大使館を訪問し、今回の調査の概要を説明して帰国の途につきます。またチュニスを経由し、そのまま日本へ帰国。

入江 光輝 (筑波大学北アフリカ研究センター・生命環境系 准教授)

【活動報告】 ARENA/CANMRE/BUTUJ特別セミナーを開催しました

9月25日火曜日に,特別セミナーを開催いたしました。

駐モーリタニア日本国特命全権大使,東博史氏をお招きし,「日本外交の現場から:日本とモーリタニアの関係~産学官を含めオールジャパンによる日本外交推進の重要性」と題して,約1時間,ご講演頂きました。

2010年2月に初代大使としてご着任されて以降(2009年10月に在モーリタニア日本大使館開館),大使ご自身のモーリタニアでのご経験を基に,まず,モーリタニアの歴史や文化,社会経済,国民性などをご紹介頂きました。その後,これまでの日本のODAでの経済・技術協力の実績について,特に水産業に対する経済・技術協力についてお話しいただきました。その中で,日本の経済協力がモーリタニアの人々に評価され,特に日本の「技術協力の質の高さ」や「教育システム」,「精神性」が高く評価されているそうです。

今後先細りしていくと見込まれる日本のODAですが,現在,日本の民間企業とモーリタニア政府との間で,造船業に関するプロジェクトが進められており,また,筑波大学でも現地の研究機関との共同研究を始めております。こうした特に日本の民間企業や大学・専門学校等との連携を通じて,日本独自の「質の高い」技術協力を相手国に提供するという新しい国際協力の在り方について,ご提示いただきました。

本講演には,学内外から27名の方にご参加を頂き,質疑応答も活発に行われました。その中で,「アラブの春」以降のイスラム共和国であるモーリタニアの現状や,イスラム・マグレブ諸国のアルカイダのテロに対するモーリタニア政府の対応などについても質問が及びました。モーリタニア国民は,ほとんどが敬虔なイスラム信者で,従来よりイスラム穏健派であるといわれています。そのため,アラブ革命時に大きな混乱も生じていないようです。

また,現アジズ政権は前政権の政治腐敗により2008年にクーデターで樹立した政権ですが,その後民主的な手続きを踏んでおり,アジズ大統領は「腐敗との戦い」,「テロとの戦い」,「貧困との戦い」を標榜し,テロに対する取り締まりの強化と同時に,その根源である貧困対策にも取り組んでおり,2010年以降は自爆テロ未遂を除いてテロは発生していないとのことです。

特別セミナーの後は,本センターのスタッフとの意見交換会を行い,日本への留学生の受け入れや,共同研究プロジェクトによる学術研究交流の可能性などについて議論しました。今回の東大使のご講演・ご来校を契機に,筑波大学のモーリタニアでの学術交流をより一層活発にし,科学技術協力の面からモーリタニアの発展に貢献できればと考えています。

ARENA・CANMRE・BUTUJ特別セミナー開催のお知らせ

この度,駐モーリタニア日本大使・東博史氏をお招きし,特別セミナーを開催致します。詳細は下記のとおりです。

皆様奮ってご参加ください。(参加費無料,事前登録無し)

日 時: 2012年9月25日(火) 9:50開会,11:20閉会

場 所: 筑波大学 筑波キャンパス 総合研究棟A111

講 師: 東 博史 駐モーリタニア日本国特命全権大使

題 目:「日本外交の現場から」 日本とモーリタニアとの関係 ~産学官を含めオールジャパンによる日本外交推進の重要性~

詳細ポスターはこちら→2012年度特別セミナー

主 催: 北アフリカ研究センター(ARENA),北アフリカ・地中海連携事務所(CANMRE),筑波大学海外大学共同利用事務所(BUTUJ)

お問い合わせ: 筑波大学北アフリカ研究センター,(電話)029-853-3982, (E-mail) arena(at)un.tsukuba.ac.jp  [(at)を@に替えて下さい。]