カテゴリー別アーカイブ: 02 お知らせ

松原康介編著『地中海を旅する62章 歴史と文化の都市探訪』(明石書店)が出版 されました

地中海・北アフリカ研究センターの松原康介准教授が編著者である『地中海を旅する62章 歴史と文化の都市探訪』が明石書店より出版されました。本センターからは他に、柏木健一准教授、川田清和助教、喜田川たまき研究員、深見奈緒子客員共同研究員、渡邊祥子客員共同研究員が寄稿しています。センターで実施しているSATREPSのシンボルであるアルガンの木がカラー写真で掲載されています。詳しい情報はこちらの出版社のページをご参照ください。
http://www.akashi.co.jp/book/b436910.html

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2018年度筑波大学の教員BEST25(FY2018 BEST FACULTY MEMBER)に 地中海・北アフリカ研究センター長 礒田博子教授(生命環境系)が選ばれ表彰されました。

モロッコSATREPS:SDGsビジネス支援事業調査団がIAVを訪問

2019年2月11日、JICAが支援するSDGsビジネス支援事業「女性の雇用創出のための アルガンオイル生産・販売ビジネス調査」で、プロジェクトを総括するジェイ・シー・ビー・ジャポン社の板橋マサ江代表取締役を団長とする調査団が、現在本センターが実施中のSATREPSプロジェクトのカウンターパートであるハッサンII世農獣医大学(IAV)を訪問しました。

日本でも一躍注目を集めるアルガンやサボテン関連製品ですが、アルガン原産国であるモロッコでは、生産の主力は農村女性達が構成する小規模組合が担っています。本プロジェクトでは、ジェイ・シー・ビー・ジャポン社とモロッコのサハラ・カクタス社が連携し、日本から独自に開発した機材を導入、伝統的手法による女性達のケガのリスクを低減し、且つ、アルガンの品質確保に配慮した作業環境を整備・定着させることで、持続的な所得機会の向上を目指します。

今回の訪問では、SATREPSプロジェクトでIAVが中心に実施している品質分析や加工技術の開発、アルガン等の生態系解析と産地別特性の判明へ向けた研究、バリュー・チェーン分析につき、活発な意見交換が行われました。今後も、こうした情報交換を継続し、両案件の相乗効果の発現を目指します。近い将来、IAVで認証された高品質なアルガン等関連製品が、日本の消費者へ届くことが期待されます。

モロッコSATREPSに(株)ADEKA斎藤主任研究員が来訪しました。

2019年1月9日~15日まで、礒田博子研究代表、中嶋光敏教授と共に、(株)ADEKA研究開発本部斎藤雅子主任研究員がモロッコを訪問、SATREPSプロジェクト・サイトの視察、アルガンやオリーブ残渣の付加価値化へ向けた第一回現地調査を実施しました。

調査では、共同研究機関であるハッサンII 世農獣医大学(IAV)やカディ・アヤド大学(UCA)の研究室を視察、モロッコ側研究者との意見交換を行いました。また、生態系解析グループのユッセフIAV教授、製品化技術グループでSATREPSラボ主任のウチバニ博士と共に、モロッコ有数のオリーブ関連製品企業であるアトラス・オリーブ・オイル社の農場視察をはじめ、アルガンの産地であるエッサウィラやアガディール地方を訪問、関連製品を生産・販売する女性組合や農協で、セクター全般の現状や残渣の活用状況にかかる情報収集とサンプルの回収を実施しました。

筑波大学と(株)ADEKAは共同研究協定を締結。今後は、日本・モロッコ両国の企業の参画による産学連携研究開発の促進が期待されています。

アトラス・オリーブ・オイル社会長,社長 と共に

アルガン・オイル生産現場の視察

アルガン生息状況の視察

カディ・アヤド大学での協議

在京チュニジア大使館のレセプションに参加

12月21日(金)、在京チュニジア大使館にて開催されたレセプションに、当センターから中嶋光敏副センター長をはじめとする教員、研究員、チュニジアからの留学生などが参加いたしました。
開会の挨拶では、モハメド・エルーミ大使から筑波大学および地中海・北アフリカ研究センターの事業の進展とチュニジアとのより一層の協力関係強化への期待が述べられたのに続き、中嶋副センター長からは、二国間事業などにおけるチュニジア大使館からの多大な協力に対する感謝の意が述べられました。レセプションには外務省、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、独立行政法人国際協力機構(JICA)、国立研究開発法人産業技術総合研究所といった各機関の他、一般社団法人Japan Innovation Networkなど、当センターのSATREPS事業に関連した民間セクターから多数の参加がありました。

中嶋副センター長とエルーミ大使

レセプションの参加者

モロッコSATREPS:鈴木外務大臣政務官と花谷駐モロッコ大使がカディ・アヤド大学を訪問。

2018年12月11日(火)、モロッコ訪問中の鈴木憲和外務大臣政務官が、花谷卓治駐モロッコ大使と共に、SATREPSプロジェクトの研究機関であるカディ・アヤド大学科学・セムラリア学部を訪れました。大学では、IFLAHEN研究担当副学長、HBID学部長をはじめ、プロジェクトのHAFIDI教授、GADHI教授らが出迎え、両氏の来訪を歓迎しました。IFLAHEN副学長は、同大学の沿革と共に、本プロジェクト研究代表者である礒田博子筑波大学教授の多大な尽力と、HAFIDI教授、GADHI教授の熱心な取り組みへ深い謝意を表明しました。鈴木外務大臣政務官は挨拶の後、日本における産学連携の重要性を紹介、本プロジェクトがモロッコにおける産学連携促進を通じた産業開発へ資する協力となることへの期待が表明されました。花谷駐モロッコ大使は、学術、科学技術、文化など様々なレベルで、今後も同大学と日本との交流の深化、拡大を通じ、同大学のさらなる発展に貢献していきたいと挨拶されました。その後、SATREPSラボの視察が行われ、HAFIDI教授、GADHI教授が研究活動の概要を説明しました。

「チュニジア・日本シンポジウム:持続可能な水資源管理のためのイノベーション創造(TJS Water2018)」が開催されました。

1123日~25日(日)にチュニジア・ハマメットにおいて、「チュニジア・日本シンポジウム:持続可能な水資源管理のためのイノベーション創造(TJS Water2018)」が開催されました。同シンポジウムは、筑波大学地中海・北アフリカ研究センターが宮崎大学と協力し、チュニジア高等教育・科学研究省と日本学術振興会(JSPS)による支援の下、カルタゴ大学、ボルジュ・セドリア水資源研究技術センター(CERTE)と共同開催しました。シンポジウムのセッションは、水資源管理とガバナンス、②水処理と脱塩化、③水環境、④排水管理と公衆衛生および⑤水資源利用技術と社会実装の5つに分かれ、日本とチュニジアから27の研究機関が参画し、日本からは16名の研究者が出席し、57件の発表と33件のポスター発表が行われました。今回は特に、「乾燥地における水資源の管理と運用」にテーマがしぼられ、科研費やJSTJICAの地球規模課題対応国際科学技術協力事業(SATREPS)事業による国際共同研究の成果が北アフリカから世界に向けて発信され、有意義なシンポジウムとなりました。