平成27年度筑波大学公開講座「水が足りない」を開催しました

筑波大学では市民の皆様を対象に公開講座を行っております。北アフリカ研究センターでは、7月8日(水)と7月15日(水)の2回に渡り「水が足りない~北アフリカから未来の日本へのメッセージ~」と題する公開講座を開催いたしました。

【7/8(水)1回目の講座】
講師:筑波大学生命環境系 助教 河内敦

1回目の講座では、「北アフリカの気候変動と地下水資源」というタイトルで講義を行いました。

● 講義は3部から構成されています。

8795_Kawachi 初めに「北アフリカの水資源と気候変動」についての解説がありました。この部のまとめとして、北アフリカ地域の特徴は、「水がすくない」のではなく「水が足りない」、そして今後「さらに、水が足りない」状況に陥るだろう ということでした。
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次に「チュニジアの地理:農業と水資源」についての解説がありました。この部のまとめとしては、チュニジアの主要産業である観光業・農業のために水資源が不可欠であること、また水資源が量的質的に不足していること、そして量的質的に農業用水を確保するには多方面の技術の導入を連携させる必要があるということでした。

最後に「統合的な水資源管理」について、解説がありました。
講義後は、受講者から活発な質問があり、関心の高さが伺われました。

【7/15(水)2回目の講座】
講師:筑波大学生命環境系 准教授 入江光輝
特別ゲスト講師:富山高等専門学校 准教授 間中敦

2回目の講座では、北アフリカ研究センターの環境・エネルギー部門が行っている「最新の研究の紹介」及び「水資源のサステイナビリティとレジリエンスの考え方」を主題に座学と実習を行いました。

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座学では、チュニジアの貯水池の底泥のニオイをかいでみたり、それを加工したレンガなどの実物を回覧しました。また少人数グループでのフッ素の反応実験や水質分析も行われました。

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2回の講義・実習を通して北アフリカ研究センターの研究活動の一部を一般の方へ公開することができました。

 

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