【FSPチュニジアコース現地レポート】チュニジア・ブルギバスクールでのアラビア語研修とラマダーン

フルサ・サイーダプログラム(チュニジアコース)参加生の国際総合学類3年生荒井大樹さんから、現地レポートが届きました。


私たちが通っているチュニスの語学学校ブルギバスクールのサマーコースは、平日の午前8時から午後1時10分まで授業があります。今年の授業自体は7月7日(月)から始まり、8月9日の結果郵送までテストを除いて18日間授業があります。授業自体は午前で終わりますが、午後はアラビア書道やチュニジ料理などのオプショナルの授業があったり、予習復習や課題があったりと、忙しい日々を送っております。

レベルは1st levelが5段階、2nd level、3rd level等と全部で9段階あります。私はその中で1st levelの2段階目のba (バー)クラスに属し、他のメンバー8人も1st level にばらけています。ba クラスの授業内容ですが、大きく分けて3つの内容で構成されています。一つ目が自己紹介、二つ目に職業、三つ目に道案内というように分かれています。授業は一日の前半と後半でspeaking と reading に分かれており、ほとんどがアラビア語で、たまにフランス語で授業がなされます。フランス語が理解できれば授業についていくことはかなり容易になると思われますが、フランス語が分からなくてもついていけるように授業してくださります。

授業が終われば昼食の時間ですが、今年は6月28日よりラマダーンだったため、ほとんどの飲食店が閉まっていました。そのため、たいていはラマダーン中でも開いているファストフード店や食材を購入して寮で作るか、パンを購入して食べるなどしていました。私たち外国人は断食をする必要はありませんが、チュニジア人がいるところでは基本的に飲食はしないように心がけていました。また、先ほども述べたようにたいていの飲食店が閉まっているため、チュニジア料理を食べることが困難でした。ラマダーンは19時40分ぐらいに明けるため、チュニジア人は一斉にイフタールと呼ばれる断食明けの食事として、ラマダーン中の限定メニューを食べます。それらの食事をとれたのはいい経験でした。イフタールではクスクスなどが食べられないことが多かったのですが、幸いラマダーンは7月の27日をもって終了したので、今後はチュニジア料理を食べに行くことができます。

ラマダーン期間中の夜のメディナ(旧市街)

ラマダーン期間中の夜のメディナ(旧市街)

ラマダーン中は日中の人通りが少なく、夜になると活気を帯び始めました。特に夜のメディナは多くの店が開き、お店にはミントティーやシーシャを楽しむ人であふれていました。チュニジアの夜の活気を楽しめるのもラマダーン中ならではだと思います。ムスリムにとってラマダーンは大変重要な宗教実践であるため、ラマダーン中とラマダーン明けのチュニジアを見ることで、宗教についてより深い理解が得られると考えています。

2014年7月29日
チュニスにて
荒井大樹


荒井さんは、フルサ・サイーダプログラム修了後、本学の交換留学生としてモロッコのアル=アハワイン大学に約1年間留学する予定です。本プログラムの経験は、きっと留学先での生活にも大いに役立つことと思います。

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