公開講座「地中海産アロマの魅力に迫る」を開催しました

筑波大学が市民向けに行っている公開講座事業の一環として、北アフリカ研究センターでは10月4日および10月11日に「地中海産アロマの魅力に迫る」と題して一般の方向けの講座を開催しました。

10月4日に実施された1回目の講座では「地中海産アロマ植物の世界」というタイトルで北アフリカ研究センターの川田清和助教(生命環境系)が講演を行いました。アロマの基本的な概念や地中海の関係について解説ののち,地中海地域におけるアロマの歴史的背景、原料として用いられるアロマ植物が生育する自然的要因を説明しました。またアロマが利用されている地中海地域の代表的な植物種の生態的特性や利用用途の解説を行いました。講座の後半はローズマリー、ミント、ローズ、ジャスミン、ビターオレンジ、レモンバーベナ、オリーブのアロマサンプルを用意し、実際に嗅いでいただくことによって地中海産アロマの体験を行い、アルガンオイルの塗布による保湿効果の体験も実施しました。また、エッセンシャルオイルの作成に最も一般的に用いられる水蒸気蒸留法の説明をするために、実際に蒸留を行ったガラス器具を講演会場に展示し、アロマオイル作成の原理と構造についての理解を高めました。


10月11日に実施された2回目の講座では「地中海産エッセンシャルオイルによるアロマテラピーのしくみ」というタイトルで北アフリカ研究センターの韓 畯奎准教授(生命環境系)が講演を行いました。地中海産エッセンシャルオイルの新しい機能を紹介し、作用やしくみを説明しました。特に、ローズマリーエッセンシャルオイルの抗ストレス効果(リラックス効果)を紹介し、細胞から始まり、マウス、人間までの抗ストレス効果の効能を説明しました。具体的には、マウス実験の動画を用いたローズマリーエッセンシャルオイルのストレス軽減効果やヒトの唾液に含まれるアミラーゼ測定によるローズマリーエッセンシャルオイルのリラックス誘導効果試験を実演しました。


今回、予想を遙かに上回る受講申し込みがあり、両日とも大盛況となりました。改めて地中海産アロマへの関心の高さを感じさせられた2日間となりました。

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